日本を舞台とした新たなスパホ『SUPERHOT JP(仮称)』PC/PS4向けに発表。本家監修のもと、GameTomoが開発を手がける

 

日本のインディーパブリッシャーGameTomoは5月12日、『SUPERHOT JP(仮称)』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4。DLCではなく新作として「お求めやすい価格」で販売されるという。『SUPERHOT JP』は、2016年に2月に発売された『SUPERHOT』の世界で繰り広げられる新作だ。城や温泉に始まり、カラオケボックスや新幹線といった日本の有名なロケーションを舞台に戦いが展開される。

『SUPERHOT』は、「自分が動く時だけ、時間が進む」FPSだ。自分でゲームのテンポをコントロールするという独自性の強いシステム、そのシステムの上で練り上げられた爽快感と難易度が隣り合わせるゲームデザインが高く評価され、全世界でヒットを記録した。さらに高い没入感で同作を楽しめるVR版も発売されているほか、昨年12月から早期アクセスとしてDLCも販売されている。

『SUPERHOT JP』では、前述したように城や温泉といった和の世界を舞台に、駆け引きがおこなわれる。ボリュームとしては、15-18のレギュラーレベル、新規追加の武器数種(弓矢を含む)、オリジナルの『SUPERHOT』にもあったゲームモードも用意されるという。オリジナル版の魅力を引き継ぎながら、新たな武器、障子越しに見える敵、そしてその他の新しいデザインを導入し、新鮮な『SUPERHOT』を楽しめるようだ。

制作はSUPERHOT Team監修のもと、GameTomoが開発を手がけるという。まずは日本向けに配信し、順次海外展開を進めていくようだ。日本で生まれ変わる新たな『SUPERHOT』がもたらす和の体験に注目したい。