会社での単純作業をプログラムするパズル続編『7 Billion Humans』発表。Steam/ニンテンドースイッチ向けに日本語対応で発売へ


Tomorrow Corporationは1月24日、『7 Billion Humans』をPC(Steam)およびニンテンドースイッチ向けに発表した。本作は、プログラムを組んでオフィスワーカーを働かせるパズルゲーム『Human Resource Machine(ヒューマン・リソース・マシーン)』の続編だ。

前作では、数字の書かれた箱を運ぶ作業をさせるために、たとえば「ベルトコンベアから箱を取り出して(inbox)、一旦床に置き(copyto)、次の箱を取り出して(inbox)、前の箱と数字を組み合わせて(add)、反対側のベルトコンベアに運び(outbox)、そして同じ作業を繰り返させる(jump)」といった具合に、オフィスワーカーの行動の一つひとつをあらかじめプログラムして作業を実行させるゲームだった。プログラムはアセンブリ言語をベースにしたものだが、プログラムの知識がない初心者でも理解しやすく配慮されており、より効率のいいプログラムを求めて試行錯誤する要素と合わせて、パズルゲームとして高い人気を得た。

続編となる『7 Billion Humans』では、行動をプログラムして作業させるという基本は変わらない。しかし、前作では1人のオフィスワーカーに対してプログラムをおこなったが、今回は多数の人間が同時に作業をおこない、そのためのプログラム言語にはまた新たなものが用意されるという。詳細はまだ不明であるが、オフィスワーカーらが各々目的の場所へ箱を運ぶ様子や、バケツリレーのように箱を受け渡しながら運ぶ様子などが紹介されている。本作は全世界70億人すべてを雇って働かせるというテーマから『7 Billion Humans』と名付けられたそうで、70億人は大げさだとしてもかなりの人数を制御する必要があり、前作よりもパズルの複雑さが増すようだ。また、間違ったプログラムをすると、前作のように上司に怒られるだけでなく、爆発が起こるなどの演出も取り入れられる模様である。ステージは60種類以上用意されるとのこと。

この『7 Billion Humans』の発売時期は2018年前半となっており、Steamストアページによると日本語表示にも対応するようだ。前作はフライハイワークスから日本語版がニンテンドースイッチ向けに発売されており、ニンテンドースイッチ版の国内発売にも期待したい。