「ファミコンウォーズ」に色濃く影響された『タイニーメタル』最新映像が公開。開発資金が援助される「Unreal Dev Grants」受賞

 

AREA34(海外法人)とAREA35(国内法人)は、『タイニーメタル(Tiny Metall)』の最新映像を公開した。同作は任天堂の『ファミコンウォーズ』シリーズから強い影響を受けたシミュレーションゲーム。2016年に実施したKickstarterキャンペーンは失敗したものの、その後あらたに資金提供者を見つけ、今年秋のリリースを目標に開発が続けられている。

※自身の軍隊を構築し敵と戦うゲーム全体の流れが確認できる「PAX West」向け最新トレイラー。なお短いながらも、『Nier: Automata』ヨコオタロウ氏からのメッセージも寄せられている

本作では王国「アルテミシア」で起きた国王暗殺事件を主軸に、アルテミシア軍の少尉「ネイサン」と傭兵団「ホワイト・ファング」が軍事国家「ジパング」に対抗する物語が描かれていく。ゲームデザインは前述の『ファミコンウォーズ』と非常に似ており、プレイヤーはさまざまなユニットを生産しつつ敵部隊と戦う。

なおゲームエンジンに「Unreal Engine 4」を採用している『タイニーメタル』だが、今回配信されたプレスリリースでは、「Urenal Dev Grants」に受賞したことも明らかにされている(Epic Gamesの公式ブログでは8月24日に公表済み)。「Unreal Dev Grants」は、Unreal Engine 4関連のプロジェクトに5000ドルから5万ドルの開発資金を援助する制度となっている。

『タイニーメタル』は2017年秋にPC(Steam)/PS4/Nintendo Switchにてリリース予定。なお9月1日から開催される「PAX West」では、各機種のプレイアブルデモが展示される。