『Sunless Sea』の続編サバイバルADV『Sunless Skies』SteamおよびGOG.comでの早期アクセス販売が8月30日から開始へ


Failbetter Gamesは8月1日、現在開発中の『Sunless Skies』について、Steamでの早期アクセス販売と、GOG.comでのGames in Developmentとしての販売を8月30日から開始すると発表した。価格は24.99ドルで、最初の1週間は10パーセントオフで販売される。

本作はFailbetter Gamesが手がけた『Fallen London』の世界観をもとにした見下ろし型視点のサバイバル・アドベンチャーゲームだ。海を舞台にした前作『Sunless Sea』に対し、本作では宇宙を舞台に前作の10年後の世界を描いている。20世紀初頭、ロンドンを離れたヴィクトリア女王は広大な宇宙に新たな大英帝国を築いており、プレイヤーはその中で蒸気機関宇宙船の船長として人や情報を運んで交易をおこなう。

早期アクセス版では、本作の世界「High Wilderness」に存在する4つの地域のうちのひとつ「Reach」がプレイ可能になる。Reachは未開の地域で、強欲な企業Windward Companyがロンドンから送り込んだ開拓者たちが、この地に植民地を樹立して富を我がものとしていた。そうする中で、入植者たちの間では大英帝国からの独立を望む者が次第に増え、Reachでは紛争が頻発していた。このような地域を訪れたプレイヤーは宇宙を探索し、交易や戦闘、またストーリー要素など、本作のゲームプレイの骨格を体験することができる。

本作は今年始めに実施したKickstarterキャンペーンで、目標のおよそ4倍となる約4500万円を集めることに成功した。当時設定されていたストレッチゴールはすべて達成しており、ゲーム開始時に選択する船長のバックボーンの種類や密輸要素などの追加が決定している(関連記事)。Failbetter Gamesは、同じく早期アクセス販売した前作の開発において、プレイヤーからのフィードバックが重要な役割を果たしたため、今回も早期アクセス販売することを決断したと語っている。なお、正式リリースは現時点では2018年5月の予定だ