THQ Nordic、8月の「gamescom」にて新作を発表へ、文明崩壊後の世界で「カンフー」を題材にしたオープンワールドRPGに


オーストリアのゲーム会社「THQ Nordic」は、8月23日から26日かけて開催される「gamescom 2017」にて、2つの新作を発表すると明らかにした。1本目はオリジナルの新規IP作品で、文明崩壊後(ポストアポカリプス)の世界を舞台に「カンフー」のテーマを描くオープンワールドRPGになるという。また2作目は、「よく知られている不思議で恐ろしいIP」の続編とされている。

THQ Nordicは2011年に設立されたゲーム会社。倒産した企業などがかつて保有していたIPを買い直し再販売するパブリッシング事業をメインとしており、会社名である「THQ Nordic」も、もとは2012年に倒産した「THQ」のブランドを買収した上で付けられたものとなっている。近年はその「THQ」がかつて保有していた『Darksiders』シリーズの最新作を発表するなど、既存IPを活用して新作を発表する動きも見せている。

※今年5月に発表された『Darksiders III』。四騎士の1人である「フューリー」が主人公(関連記事

「THQ Nordic」は「gamescom 2017」にてほかにも、『ELEX』『Battle Chasers: Nightwar』『SpellForce 3』『Aquanox: Deep Descent』『The Guild 3』『Wreckfest』といったタイトルを出展する予定。「gamescom」へ出展する同社のラインナップとしては、史上最大規模になることが明らかにされている。