PlayStation VR/HTC Vive 版『Pinball FX2 VR』発売決定。Clementineと一緒にプレイする「The Walking Dead」も


Zen Studiosは11月21日、『Pinball FX2 VR』をPlayStation VRとHTC Vive向けに発売すると発表した。本作はOculus Rift向けに先行発売されていたもので、同社がPlayStation 4を含むさまざまなプラットフォームで発売しているピンボールゲーム『Pinball FX2』のVR版だ。PlayStationプラットフォームでは『Zen Pinball 2』として販売されているが、VR版に関しては『Pinball FX2』にブランドを統一するようだ。

『Pinball FX2 VR』は、プレイできるピンボール台の内容は従来から販売されているのものと同じだが、VR版らしく家の中に設置したピンボール台をプレイヤー自ら操作する雰囲気で楽しむことができる。また、プレイ中はそれぞれのテーブルのテーマに合わせて部屋の雰囲気が変化する。たとえば「Earth Defense」ではUFOが周りを飛び回り、「Secrets of the Deep」ではサメなどが泳ぎ回る水中でプレイする。

本作の発売に合わせて、追加テーブルである「The Walking Dead」のVR版の発売も決定した。これはTelltale Gamesが同名の人気コミックとコラボレーションして開発・販売しているアドベンチャーゲーム『The Walking Dead: Season One』をピンボール化したテーブルだ。同作の世界観をピンボール台の上に再現しているのはもちろん、このVR版では主人公の少女Clementineやゾンビがテーブルの周りにいる中でプレイすることができる。プレイ中には彼女らがさまざまなアクションを起こすようで、その様子がトレーラーからも確認できる。なお本追加テーブルはOculus Rift向けにも同時発売される。

『Pinball FX2 VR』は11月29日に北米で発売予定(欧州その他については後日発表)。テーブルは「Mars」「Secrets of the Deep」「Epic Quest 」が収録されており、価格は14.99ドル。同時発売される追加テーブルパック「Season One」は24.99ドルで、「CastleStorm」「Wild West Rampage」「Paranormal」「BioLab」「Earth Defense」が追加される。そして「The Walking Dead」は6.99ドルだ。

なお、PlayStation 4版『Zen Pinball 2』で購入済みのテーブルがあったとしても、クロスバイのような措置は用意されていないため、PlayStation VRでプレイするにはこの『Pinball FX2 VR』を買い直す必要がある。また、HTC Vive 版 はOculus Rift版と同じくSteamで購入可能だ。