ホラー3Dピンボールゲーム『Pinball M』発表。『Dead by Daylight』とのコラボテーブルが登場、キラーとサバイバーによる演出を楽しめる

 

デベロッパーのZen Studiosは9月1日、ピンボールゲーム『Pinball M』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、配信日は未定。

『Pinball M』は、ホラーをテーマにしたピンボールゲームだ。開発元Zen Studiosのオリジナルテーブル「Wrath of the Elder Gods: Director’s Cut」を無料でプレイでき、残るテーブルはDLCとして購入し追加していくかたちとなる。そのDLCについては、『Dead by Daylight』とコラボした「Dead by Daylight Pinball」と、映画「チャイルド・プレイ」とのコラボ「Chucky’s Killer Pinball」が発表済み。リリース時点ではさらに2台用意されるとのこと。

コラボテーブルでは、原作の世界観がフィールド上に表現される。たとえば「Dead by Daylight Pinball」は「ガス・ヘヴン」マップをモチーフにしているようで、作中での印象的なオブジェクトが周囲に配置。またターゲットの前にトラバサミやパレットが現れる様子もみられる。そしてフィールドの奥には、キラーであるトラッパーとサバイバーのキャラクターが存在。プレイ状況によって、サバイバーがトラバサミにかかったり、キラーに捕まってフックに吊るされたりといった演出が楽しめるようだ。

また、本作のテーブル選択メニューには「Play Corner」と呼ばれる部屋が用意。各テーブルのデザインに合わせた雰囲気ある環境となっており、さらにデコレーションを追加するなどプレイヤーによるカスタマイズも可能とのことだ。


本作の開発元Zen Studiosは、『Pinball FX』シリーズを中心にピンボールゲームを長年手がけてきたスタジオだ。同シリーズではコラボが盛んにおこなわれ、たとえば「スター・ウォーズ」や「エイリアン」といった映画作品のほか、『Portal』や『DOOM』などのゲーム作品も登場。デジタルピンボールならではの、テーブルとそのギミックなどにおける原作世界観の再現には定評があり、本作にもそうした経験が活かされている。

『Pinball M』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに開発中。配信日は未定だが、「Coming soon」と案内されているため近いうちにリリースされるかもしれない。