『バルダーズ・ゲート3』初心者向けにあえて助言するなら。寝ずに遊んでしまう。Steamの新たなダンジョンRPG『Path of the Abyss』はスピード感抜群。今週のゲーミング

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Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。420回目です。もう年末。

運動した気になれる


今週は『C-Smash VRS』を少しプレイ。スカッシュのようなスポーツゲームで、2001年にセガから発売された『コズミックスマッシュ』をPS VR2向けに再構築した作品です。オリジナル版は当時ドリームキャストでプレイしていて、その未来的でスタイリッシュな世界観・デザインが印象に残っています。ひとまず今回は、ターゲットにボールを当てていくシングルプレイモードで操作を学ぶことに。

本作はVRゲームなので、コントローラー=ラケットを実際に振ってプレイします。移動は左スティックでおこない、VR酔い対策なのか、移動中は視界が狭まる仕組み。ラケットのスイングのラグは少なく、またフォアハンドやバックハンドを使い分けたり、スイングの強さやラケットの角度が打ったボールに反映されたりと意外に本格的。『コズミックスマッシュ』の世界に入り込んだ気分になれるだけでなく、スポーツゲームとしての没入感もなかなかでした。
by. Taijiro Yamanaka


アウルベアがかわいンだわ


今週は……というか今月はずっと『バルダーズ・ゲート3』をやっていました。正式リリース開始からずっと気になっていたのですが、今月になって購買意欲がドンドン増してきて、GOTY受賞のタイミングで購入。「さて、面白さは如何ほどのモノかな?」と斜に構えてプレイし始めたのですが、2日連続、昼間から深夜まで飲まず食わずでず~っと遊んでいました。斜に構えず姿勢を正すべきだったと反省。

話したい魅力がたくさんある本作ですが、やはりいろんなキャラクターと選択肢豊富な会話劇ができるところがとっても楽しい。しかし会話できる奴らは大体ろくでもない。暴力か金か権力か。そんな私利私欲に塗れた会話を続けているとめちゃくちゃ頭が疲れてくる。そんな時はとってもかわいいアウルベアのこどもと遊びます。顔はふくろう、体はクマの動物なのですが、このまるっこいフォルムとなんとも言えぬお顔、かわいくないですか。大きくなるとめちゃくちゃ強いし、見た目もぶっちゃけ恐くなるので、「小さいままでいてくれ~」と愛でています。最近、スキルを使うと動物と会話できることを知ったのですが、話してみたら渋めの声だったり、めっちゃ性格悪かったりしたら嫌なので使うかどうか悩み中。会話劇が楽しいのに、動物とばかり仲良くなろうとしちゃいます。
by. Tamio Kimura


忙しない時代にこそ、まったりした瞬間が要る


今週は正式リリースされた『まぼろしキャラバン』を遊んでいました。本作は死者の魂を縛る鎖沙漠と呼ばれる土地を旅するキャラバンを見守りつつ、時折力を行使してお節介を焼いたりするゲームです。ストアページの説明にもあるとおり、幻想的な世界でもなければ、衝撃的な展開があるわけでもなく、日常が淡々と流れていきます。

そんなきまぐれなキャラバンは時に感想を残します。また旅をしてさまざまな場所を訪れれば、その地に対する記録が段々と集まってきます。ほかにも、かわいらしげなドット絵を眺めるもよし、オリエンタルなBGMを聞いて砂漠に思いを馳せるもよし、「観測」の仕方は自由です。作業の合間などに起動し眺めるモードにしておいて、暇になったタイミングで記録を読み漁ってみるという遊び方もでき、放置しがいがあります。

こうしてまったりとプレイできるゲームは、たまにやると心が癒されます。世界を救うでもなければ、巨悪に立ち向かうわけでもない。本作で繰り広げられる緩やかな日常は、なにかと忙しい時期だからこそ心に沁みます。ふとした瞬間に一拍おけるような雰囲気に、落ち着いた楽しみを感じていました。
by. Kosuke Takenaka



気づいたらタンクがいない


今週は、独自の戦闘システムを採用したグリッドベース・ダンジョン探索RPG『Path of the Abyss』を遊んでいます。本作は基本的には3DダンジョンRPGです。プレイヤーはペン画で表現された薄暗い3Dダンジョンを探索。敵やボスとの死闘を掻い潜りながら、先へと進んでいきます。ただし本作では、戦闘にリアルタイム進行の独自なシステムが採用されています。戦闘中は事前に編成した9枠のスキルを使って行動していくのですが、敵がスキルパネルに向かって攻撃してくるようになっており、スキルパネルが隊列の役割も担っています。スキルには周囲のスキルへ影響を及ぼすものや、パーティー共有の最大マナ/モラルを下げて発動するいわゆるパッシブスキルも存在。パーティー全体で構築するスキルパネルによって、敵と戦うのです。リアルタイム進行なので、バトルはテンポよく進行。かなりスピード感があるので、気づいたらタンクがいなくなっていたりします。何が起こっているのか、まだよくわかっていません。

現在は8時間ほど遊んで、ようやく3フロア目の探索が終わったところです。まだまだシステムを理解しきれていないのですが、すでにパーティーやスキルの編成は悩ましく、独自のシステムで立ち向かうダンジョンは好感触。手探りの攻略で進むダンジョンRPGが好きなら遊んでみてもいいかもしれません。
by. Keiichi Yokoyama


“遊び方”がないゲームであえてアドバイス


今週は『バルダーズ・ゲート3』を遊んでいました。筆者はCRPGにはぼちぼち触れてきており、Black Isle StudiosやObsidian Entertainmentが手がけた同ジャンル作品は一連プレイ済み。本作の開発元Larian Studiosの手がけた『Divinity』シリーズも一通り触れており、だいぶジャンルに慣れている自負があります。そして同ジャンル作品がこれまで国内市場ではわりとニッチだった認識も踏まえ、初心者の皆さんに一つアドバイスがあります。

それは……「もう好きにしてくれ!」ということ。「失敗も成功も全部ひっくるめて、とにかく自分のやりたいように遊ぶ」が同ジャンルの唯一の作法かなと思っています。それでも必ず何とかなるように作られている作品なので。かくいう筆者は、導線に従いがち・最適解や完璧を求めがちなのですが、本作に限ってはセーブ・ロードを繰り返したくなるのをぐっと我慢して失敗も楽しんでおります。

あとは強いてアドバイスするなら、「発想の枠を広げる」「テキストは読んだ方がよさげ」などでしょうか。ほかのゲームで「この戦法でいけばこのイベント戦闘は楽勝だったろ!」とツッコミを入れてしまうタイプの人が、そういうことを実際にできるシステムなので、いろいろ試してみてください。そして重厚なテキストで描かれる物語はやはりCRPGの醍醐味。攻略に役立つこともしばしばなので、飛ばし気味でも何とかなりますがぜひ目を通してみてください。
by. Sayoko Narita


ひと休憩


今週は息つく暇がないほど慌ただしく、『スイカゲーム』のアプデをさわっていました。クリスマス仕様になりにぎやか。ゲームシステムに変更はないですが、アプデされることで「まだ現役ゲーム」として認識されますし、アプデで実装したデザインなどがIPのグッズに流用できたりもするので、堅実な一手を打っている印象です。クリスマススイカちゃんかわいい。

『スイカゲーム』はルール自体が秀逸でめちゃ面白いんですが、盛り上がりどころはやはり中盤~終盤。スペースを埋めながら、いかにシンカを続けていくかというところ。一報で、中盤に突入するまで時間がかかるので、序盤はちょっとじれったくも思います。もしコンテンツが追加されるなら、ゲーム途中から始まって「この状態からスイカ作れ」とかするパズルモードがあったら嬉しいなあ。あるいはごちゃまぜでいいので、無理やり中盤から始めるとか。時間ない時に序盤以外から始める手段あるといいなと思いつつ、まあその序盤の我慢があるから中盤も面白いのかも。
by. Ayuo Kawase

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