デベロッパーのVezoom Gamesは8月26日、『Retro Horror Story』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年10月リリース予定だ。
『Retro Horror Story』は、一人称視点のサバイバルホラーゲームだ。本作では90年代ごろのホラーゲームにインスパイアされているという。主人公は呪われたゲームソフトを遊んでしまい、迷路のような閑散としたリミナルスペースに迷い込むことに。多くの犠牲者が飲み込まれたこの迷宮から逃れるため、主人公はパズルを解き、謎を解き明かし、得体のしれない怪物から逃げることになる。
本作の最大の特徴となるのは、90年代ゲーム調のレトロな3Dグラフィックだろう。また、迷宮では「Mr. String」と呼ばれる怪物から逃げ、時には対峙する必要がある。脱出行を通じて描かれるストーリーも、見どころとなるようだ。
本作を手がけるのは、イギリスを拠点とするインディースタジオのVezoom Gamesだ。開発者のMatt Hutchings氏による、小規模スタジオだという。Hutchings氏はアニメーターや音楽ビデオのディレクターとしても活動しており、同氏のYouTubeチャンネルではさまざまな製作映像が公開されており、恐ろしげなホラー映像もちらほら。The backroomsを題材とした「BACKROOMS: Unknown Entity!」などが公開されている(ジャンプスケアなども含むため、閲覧の際は注意してほしい)。こうしたホラー演出の手腕も、『Retro Horror Story』開発に活かされているのだろう。
『Retro Horror Story』は2024年10月、PC(Steam)向けに発売予定だ。