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超激安RPG『オリアカ:ライト』に“1万円”課金してみたら、使っても使っても残高が減らなかった。お得パックも月パスもガチャ石も、買い尽くしてもなお余る
「90%オフ」激安RPG『オリアカ:ライト』に1万円を投入したらどうなるのか、検証してみた。

Qookka Gamesは4月1日、モバイル向けの新作RPG『オリアカ:ライト』をリリースした。対応プラットフォームはiOS/Android。
『オリアカ:ライト』は、「三国志」を題材とするファンタジーRPG。2022年4月1日にリリースされたモバイル向けRPG『オリエント・アルカディア』(以下、オリアカ)の正統続編として展開されている。前作『オリアカ』は日本を含むアジア5地域で配信され、各地域のモバイルストアにてリリース直後から上位ランキング入りを果たしてきた。
『オリアカ:ライト』を特徴づけているのは、“超激安RPG”を掲げる独自の価格設計だ。有料幻星(有料ガチャ石)や強化素材、初心者向けパックなど、あらゆる商品が相場の「90%オフ」で販売されている。こうした低価格設定により、本作はガチャや育成リソースを確保しやすく、複数編成の育成を進めやすい設計が特徴となっている。

まず浮かんだのは、『オリアカ:ライト』にそこそこの金額を投入したらどうなるのか、という好奇心だった。タイトルによってさまざまではあるが、多くの基本無料のモバイル向けゲームでは、1万円もあれば始めたばかりのプレイヤー向けのスターターパックと月額パス、残ったお金でその他のお得なパックが買える。では、「超激安RPG」を掲げる本作で、1万円はどれほどの価値を持つのだろうか。どこまで世界が変わるのか、90%オフという触れ込みは本当なのか。確かめるべく、今回は1万円を投入し、“どれだけ遊びを広げられるのか”を検証してみた。
結論から言えば、想像以上だった。1万円はすぐ溶けるどころか、各種お得パックやガチャ、育成リソースの確保まで進めても、なお余力が残った。しかも課金単価が低いぶん一回ごとのリターンが大きく、何度も成功体験を積み重ねられたのだ。結果、本作では「課金=出費」という常識すら揺らぐ、ある種“新たな課金のかたち”を感じることができた。今回は、その過程を順を追って見ていきたい。
無課金でも戦える、それでも1万円投入を決めた理由

まず課金前の状態から整理しておこう。筆者は本作を1~2週間、毎日30分から1時間ほどプレイし、到達レベルは32、戦力は19万5883。条件付きのステージをクリアする「無限秘境」はステージ87まで進行し、所持キャラクターは46人、そのうち最高レアリティであるSSレアのキャラクターは14人という状況だった。
数字だけ見ればかなり進んでいるようにも映るが、まだまだ序盤である。ただ、無課金で短期間のうちに最高レアリティのキャラが14人揃う時点で、すでに本作はちょっとおかしい。これは無料幻星や召喚券の配布量が多く、課金をせずとも想像以上にガチャを回せるためだ。しかも無限秘境や温泉浴場などコンテンツ量も多く、育成要素も幅広い。無課金でも、すでに十分楽しめていた。
だからこそ、1万円で劇的に状況が変わるとも正直思っていなかった。そもそも普通のソーシャルゲームなら10連ガチャは3000円前後。1万円といっても3回回せばほぼ消える計算となる。くわえて筆者は疑い深く、90%オフと聞いても「きっと元値が高いのだろう」といぶかしんでいたのだ。今回1万円を用意したとはいえ、おそらくすぐ溶けるだろう。そう思いながら、まずは効率が良さそうな初心者パックから手を出してみることにした。
買っても買っても減らない「お得パック」

本作はリアルマネーで購入できる要素が数多くあるが、まず狙うべきは「お得パック」だろう。強力な装備や有料幻星、強化素材などを通常より安くまとめて確保できるため、効率重視ならここから入るのがよいはずだ。たとえば320円の「初心者限定金神武ログインパック」では、強力な神武(装備)に加え、有料幻星1000個や強化素材が手に入る。さらにわずか「50円」でSSRキャラや通常召喚券5枚まで付属するパックも存在するほか、通常月パスが60円、最高級の究極月パスでも1600円。さすがにちょっと値付けがおかしい。物価高の昨今、駄菓子屋でもあまり見ない値段だ。
せっかくなのでめぼしいパックを一通り購入してみた。これで有料幻星や装備は潤沢になり、SSキャラも数体手に入り、戦力は一気に増強された。
一通り買ったところで、さすがに1万円の大半は使っただろうと感じた。パックをまとめ買いしたのは初めての経験でもある。全額とまではいかずとも、残高はかなり減っているはずだ。そう思って残高を確認すると、7220円だった。思わず二度見した。ほとんど減っていないではないか。これだけ購入したにもかかわらず、2780円しか使ってなかったのだ。その事実に衝撃を覚えつつ、次なる課金要素を探し始めた。
100円で大量のおまけがつく「100円店」
次に目に留まったのが「100円店」だ。ここでは通常召喚券や無料幻星などが税込110円で販売されている。しかも有料幻星440個がおまけで付いてくるという大盤振る舞いぶり。せっかくなので10個購入してみることにした。

すると、10個購入特典として“謎のショップ”が解放された。そこに並んでいたのは、装備育成用のレア素材群や召喚券などだ。それらが、すべてまとめて240円だった。しかも有料幻星960個も付くではないか。さすがに何かおかしい。だんだん騙されているのではないかという不安すらよぎるが、ここまで来たらもう止まらない。そのほか諸々購入し、我が軍団はより一層たくましくなった。これで、欲しいものはひと通り買い切ったはず。そろそろ残高も尽きただろう。そう思って確認すると、残高は5880円だった。
課金で買っていたのは“時間”だった
まったくもって意味が分からない。目についたお得商品をあらかた買いあさり、さらにあれこれ購入しているにもかかわらず、まだ半分以上残っているのだ。しかも累計課金額が一定を超えたことで、追加報酬としてSSRや無料幻星にくわえ、赤兎アシスタント機能まで早期解放された。呆気にとられつつ試してみたところ、これが思いのほか便利で、さらに驚かされた。

赤兎アシスタント機能とは、「無限秘境」の自動派遣や友情ポイントの受け渡し、報酬受け取りといった細かな操作をワンクリックで進められる機能だ。本作はコンテンツ量が多く、じっくり遊ぶタイプのRPGだが、この機能があると時間の使い方がまるで違う。ここで筆者は、課金で買っているのは強さだけでなく、時間でもあるのだと気づかされた。
そう考えると、また感覚が狂ってくる。購入時の高揚感と、仲間が強くなるたび返ってくる勝利の快感に後押しされ、財布のひもはすっかり緩んでいた。せっかくだからと、1600円の究極月パスにも加入。その結果、有料幻星2万3540個、無料幻星7382個、通常召喚券97枚が手元にたまり、戦闘力は32万8198に到達した。そして追い打ちのように、新たな通知が出る。

レベル35到達記念、利益800%還元パック。160円。普段なら流すところだが、この時の筆者は、もはや買うこと自体が快感になっていた。もちろん買う。さらに買いあさり始めたあたりで、 “買うか迷う”という判断そのものがなくなってきていた。宝くじが当たり、一夜にして大金持ちになった人は、こういう気持ちなのだろうか。妙な高揚感がじわじわ広がり、少し笑ってしまった。
“もっと欲しい”が消えた。課金欲が満たされる人生初体験
ここまで来てようやく思う。ガチャを回そう、と。というかまだ回していなかったことに、自分で驚いた。本作では有料幻星で回せるピックアップ召喚、無料幻星で回せる通常召喚があり、それらをひたすら回し続けた。完全にガチャジャンキーである。ある程度回したところで仲間を確認すると、SSキャラは17人に増えていた。中には重なって強化されたキャラも複数いる。最高の気分だった。ひとまず満足して手を止め、残高を確認する。有料幻星は1万5512残り、まだ3880円残っている。なぜだ、なぜ金が尽きない。

相変わらず金は残っているが、ガチャなら金がなくなるまで石を購入できる。そうすれば1万円を使い切れる……。目的と手段が入れ替わってきたあたりで、とある気持ちの変化に気づいた。なんと“課金欲が収まってしまった”のである。
もちろん、今回のような検証だからこそ思い切れた面はあるだろう。しかしそれだけではない。欲しいものをあらかた手に入れたことで、「課金したい」という気持ちが一時的に満たされてしまったのだ。もっと回したい、もっと買いたい、ではなく、いち早く育成や戦闘を進めたい気分になっていた。
筆者は課金欲を、一生満たされないものだと思っていた。足りないものが出ればまた欲しくなり、強くなればさらに先を目指したくなる。そういう構造だと考えていたからだ。だが今回は違った。理由は単純で、欲しいものが手の届く範囲にあり、それを実際に手に入れられてしまったからだろう。キャラ、リソース、便利機能。「足りない」が積み残されにくく、少額ごとに成功体験が返ってくる。その積み重ねによって、追加で課金したいという不足感より、満足感のほうが先に来たのだと思われる。
それでもせっかくなので、手元の石やチケットが尽きるまでガチャを回し続けてみた。するとどうだろう。気づけば当初、19万5883だった戦闘力は50万3397まで跳ね上がり、SSレアは新たに12名を迎えて合計26名に到達。そのうち8名は凸も進み、編成はもはや別物だ。ガチャの回数も100回を優に超え、長らく足踏みしていたエリアはあっさり突破。メインステージも気持ちいいほど進み、無限秘境もステージ190まで到達した。
何度も言うが、1万円といえば通常のソーシャルゲームではガチャ30連前後に収まる金額だ。それが本作では、最高レアリティのキャラ大量確保にくわえ、凸による強化や育成素材の補充まで一気に進む。その結果として得られたのは、長らくかかっていたブレーキが外れ、アクセルをべた踏みして湾岸道を駆け抜けていくような爽快感だった。これまで苦戦していた敵があっさり倒れるようになり、詰まっていた箇所を悠々と駆け抜けることができる。これが『オリアカ:ライト』における課金体験なのか……。一度味わうと癖になりかねない、そう感じるほど満足感に満ちた新体験だった。
残高より先に“課金欲”が尽きた、1万円で到達した着地点
以上、『オリアカ:ライト』に1万円分課金したらどうなるのかを試してみた結果だ。結局、1万円を使い切ることはできなかったが、1万円でここまで遊びが広がり、それでいて“課金欲が満たされる”感覚まで得られたのは、筆者にとって初めての経験だった。
本作はコンテンツ量が多く、無料幻星や召喚券の配布も厚いため、そもそもの間口は広い。それでいて育成や編成の奥行きはしっかりありながら、日々のプレイは重たすぎず、赤兎アシスタント機能の補助もあり、気軽に進められる設計になっている点も印象的だった。短時間でも遊びやすく、少しずつ戦力を積み上げていけるため、サブゲームとして取り入れやすいバランス感も魅力だろう。さらに、90%オフや100円店といった価格設計が加わることで、少額の課金でも手応えを得やすく、無課金から微課金まで幅広いプレイスタイルに対応している。可処分時間が重視される昨今、短時間でも育成・戦闘・編成の手応えを一通り味わえる。この“時間効率の高さ”こそが、本作最大の特徴といえそうだ。まずは無課金で触れてみて、その遊びやすさや課金設計の感触を確かめてみるのもよいだろう。

なお本作はゴールデンウィークにあわせた期間限定イベント「ゴールデン出遊」が開催予定だ。イベントは2期に分かれて実施され、ログインすることで英雄召喚券やピックアップ召喚券、霊獣召喚券、幻星といった各種報酬を獲得可能。さらに各期間で7日間ログインを達成すると抽選に参加でき、よりレアな育成アイテムの獲得チャンスも用意されている。くわえて開催される「灯輪宝市」では、イベントで入手した灯籠を消費して“火光”を蓄積し、進行度に応じた報酬を受け取る形式となっている。灯籠はイベント期間終了後に使用できなくなるため、期間内に使い切るのが望ましいだろう。
また、サイコロを振って温泉街を巡る「風雲湯閣」も実施予定。本イベントではマスを進みながら温泉施設を建設・強化し、資源を蓄積していく。また一定回数店を巡ることで「異聞」と呼ばれる特殊ステージが発生し、クリアすることで追加報酬を獲得可能。さらに英雄を温泉施設に配置することで補正が発生するなど、編成と育成の両面が絡むコンテンツとなっている。このほか、ゴールデンウィーク限定スキンシリーズとして「蔡文姫-明鏡止水」「関銀屏-太鼓の舞」「趙雲・鴻鵠伝書」も販売予定。各1600円で販売され、セット購入にも対応する。
あわせて、新たなSP英雄として「雷霆趙雲」と「豪刃曹操」も登場する。雷霆趙雲は汎用性の高いバランス型で、新たに実装される“SPスキル”により、気力攻撃時、自身のHPを代償にしつつ必中の会心攻撃を放つ「龍魂」状態に入るのが特徴だ。同時に味方全体には、受けるダメージを最大HPの一定割合に抑える「龍盾」も付与でき、攻守を兼ね備えた性能となっている。一方の豪刃曹操は、発動中のSP絆によって味方全体に影響を与えるサポート寄りの英雄だ。弱体化の成功率を引き上げる「激浪」と、耐久力を底上げする「盤石」といった状態を付与し、編成全体の安定性を高める役割を担う。いずれも単体の火力や性能にとどまらず、パーティ全体へ波及する効果を持つ点がポイントだ。

『オリアカ:ライト』は、iOS/Androidにて基本プレイ無料で配信中。
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