カルト教団SFホラー『ONTOS』、来年に発売延期へ。高評価ホラー『SOMA』開発元の新作、“野心的ゲーム”実現のためもう少しブラッシュアップ

Kepler InteractiveとFrictional Gamesは7月3日、『ONTOS』の発売を2027年に延期すると発表した。

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パブリッシャーのKepler InteractiveとデベロッパーのFrictional Gamesは7月3日、2026年の発売を予定していた『ONTOS』の発売を2027年に延期するとXで発表した。

『ONTOS』はSFミステリーアドベンチャーゲーム。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。ストアページの表記によると、日本語表示にも対応予定だ。

『ONTOS』は月面基地「サムサラ」を舞台にしたSFアドベンチャーだ。プレイヤーは主人公アディティ・アマニとしてプレイすることになる。アマニと疎遠になっていた父親は、聡明だったが変心し、カルト教団の予言者となっていた。その父親が残した不可解な遺産をめぐり、アマニはサムサラを訪れる。しかし、サムサラはただの月面基地ではなかった。その捜索はすぐに奇妙な展開を迎え、奥に進む中で”自らの居場所”に向き合うことになるという。

「サムサラ」は、放棄された採掘コロニーと、忘れ去られた高級ホテルの廃墟上に建てられた月面基地。コロニーとホテルが相互につながり、広大な迷宮を形作っている。その中では豪華なカジノやドラマチックな劇場の舞台に建てられたラボ、水のないプールで行われる実験、月面の古い洞窟に作られた奇妙な機械など、非現実的な光景が広がっている。

サムサラの中では、複数の哲学的な派閥が分かれて縄張りを作っており、科学が浸透した信仰が普及しているようだ。そこでは背筋の凍るような恐ろしい実験がおこなわれているといい、プレイヤーに試練をもたらす。これらの試練では、プレイヤーが最も倫理的と判断して取った行動が悲惨な結果を呼ぶこともある。そして試練を乗り越えて真実に近づくごとに、プレイヤーが“実存的な問いに直面し、魂の本質や苦しみ、現実そのものの仕組みに疑問を抱くことになる”ような体験をすることになるという。

そんな本作は2026年内のリリースを予定していたが、今回の発表により、2027年のリリースへと予定が延期された。『ONTOS』公式Xの投稿によれば、本作は規模やスケールという点でも、またストーリーやゲームプレイの深さや多層性という点でも、Frictional Gamesが現在まで手がけた作品の中で最も野心的なゲームであると説明。このビジョンを実現するために、本作のリリース延期を決定したという。なお近日中にキャラクターや世界観など、『ONTOS』に関するアップデートを共有するのを楽しみにしているとのことで、本作に期待している人は引き続き公式Xなどの動向に注視するのが良いだろう。

本作を開発するのは、スウェーデンのゲームスタジオであるFrictional Games。これまで『Amnesia』シリーズや『SOMA』などを手がけてきたスタジオだ。『ONTOS』はFrictional Gamesの代表作である『SOMA』の精神的後継作であると位置付けられている。同作はホラーゲームとして高い評価を博す作品であり、同様の探索ホラーとして開発される本作にも高い期待が寄せられる。

『ONTOS』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに、2027年リリース予定だ。

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Hiroyuki Furukawa
Hiroyuki Furukawa

好きなゲームがマイナーと言われると喜ぶ天邪鬼なゲーマー。アーケードゲームも嗜み、ゲームセンターにもひっそりと出没する。

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