クトゥルフ神話喫茶店ADV『Cafe DReAMLAND』2025年春リリースへ。冒涜的なドリンクを提供し、キュートに彩られた世界の真実を知る

国内のクリエイターめとこ氏およびGotcha Gotcha Gamesは11月9日、『Cafe DReAMLAND』のSteamストアページを公開した。

国内のクリエイターめとこ氏およびGotcha Gotcha Gamesは11月8日、『Cafe DReAMLAND』のSteamストアページを公開した。開発者めとこ氏のポストによると、同作はSteamにて2025年春にリリース予定。ストアページでは、動画も公開されている。

『Cafe DReAMLAND』は、冒涜的なドリンクでお客様の望みを叶えながら世界の真実も知っていく、クトゥルフ神話リスペクトなカフェシミュレーション探索ADVである。本作の舞台となる「夢ノ島」は、ちょっぴり冒涜的な「願いを叶えるドリンク」が提供されている純喫茶。メインキャラクターのヤツメは、純喫茶夢ノ島の店員だ。ヤツメは不思議なドリンクを作り、お客様の望みを叶える日々を過ごしていた。しかしヤツメは、ある人物の来店をきっかけに、店に隠された秘密と世界の真実を知る。カフェシミュレーションをまじえたマルチエンディングのシナリオで、クトゥルフ神話をリスペクトした不思議で冒涜的な世界での物語が描かれる。

ヤツメは純喫茶の店員として、お客様たちと交流しながら願いを叶えるドリンクを作る。ゲームシステムの詳細については明かされていないものの、動画やスクリーンショットでは不思議なドリンクのレシピが一部確認できる。ドリンクとしては、スパイスの香る炭酸が作家の愛したアイスとともに提供される「ラブ・クラフトコーラ」や、宇宙の彼方まで飛んでいけそうな「黄金の蜂蜜レモネード」、虹色に光る謎の黒いスープ「しょごすーぷ」などが登場。材料となるポーションなどを選ぶことで、願いを叶える冒涜的なドリンクを作っていくようだ。

また本作ではマルチエンディングが採用されており、最後には複数の結末が待ち受けている。クトゥルフ神話をリスペクトした世界やキャラクターとの交流が、イラストなどで可愛らしく彩られている点も特徴だろう。


本作は、イラストレーターとしても活躍するめとこ氏が手がけている。ゲーム制作者としては、フリーゲーム『HELLO, HELLO WORLD!』やR15/R18作品『NOIR:NOAH』をリリース。クトゥルフ神話に影響を受けた世界をポップな可愛らしいイラストで表現し、ADVとして描いてきた。


本作『Cafe DReAMLAND』は、2023年7月に発表。同氏による発表時点の情報では、『HELLO, HELLO WORLD!』の続編として発表されていた「HELLO, HOLLOW WORLD!!」がベースとなっており、同氏の展開してきたゲームやTRPGシナリオの集大成を目指した作品とされていた。今回の発表では、ストアページ公開とともに、2025年春のリリース予定が明らかとなった。完成時期が固まってきたのだろう。まためとこ氏のポストによれば、本作はサウンドトラックをruha氏、ロゴアニメーションをはやまるくん氏、英語版をMeika氏が担当。パブリッシャーは、「RPG Maker(ツクール)」シリーズを手がけるGotcha Gotcha Gamesが務めるそうだ。

『Cafe DReAMLAND』は、PC(Steam)向けに2025年春リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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