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任天堂は9月9日、星のカービィ完全新作『星のカービィ ワールドビヨンド』を発表した。本作は「Nintendo Direct 2026.9.9」にて初めてお披露目されたが、新キャラクターについて、さっそく「黒幕説」が囁かれているようだ。
『星のカービィ ワールドビヨンド』は『星のカービィ』シリーズの最新作。Nintendo Switch 2向けに2027年春発売予定だ。ゲームプレイとしては、『星のカービィ』シリーズお馴染みのコピー能力を活用しつつ、『星のカービィ ディスカバリー』のように3Dアクションゲームとして、自由自在に動き回れる新作となるようだ。
本作については「Nintendo Direct 2026.9.9」にてトレイラーが公開され、さっそく注目を集めている。最新作として広大なワールドを冒険するゲームプレイ以外にも、プププランドと思しき世界の“壁”を壊し、その先に広がる世界などもお披露目されており、どういったストーリーが展開されるかも注目されている。
しかし、話題となっているのはそれだけではない。本作では、詳細が不明ながら新キャラクターが登場。新キャラクターは紫色の体色が特徴。ポンチョのような服を着ており、公式説明ではデデデ大王に捕らわれていたフシギな少女とされている。この新キャラが、さっそく「黒幕」ではないかと目されているのだ。
『星のカービィ』にて、仲間としてカービィに同行したり、物語上で関わるキャラはさまざま存在。『星のカービィ2』ではリックやクー、カインが、『星のカービィ64』ではリボン、『星のカービィ ディスカバリー』ではエフィリンなどといったキャラクターが該当するだろう。作品によって異なるが、デデデ大王やメタナイトも仲間として登場することもある。
一方で、『星のカービィ』シリーズでは何度かそうした仲間キャラだと思われたキャラの“裏切り”もみられた。『星のカービィ スーパーデラックス』の「銀河にねがいを」では、ギャラクティック・ノヴァをカービィに呼び出すよう唆し、寸前で私欲を叶えようとしたマルクが存在。『星のカービィ Wii』では、ドラゴン「ランディア」から逃げてきたというマホロアが、同作終盤で本性を現し、カービィ達に敵対することもあった。こうした背景から、『星のカービィ スターアライズ』に『ドリームフレンズ』として登場するマルクやマホロアなどに対し、一部ファンが“ドノツラフレンズ”と呼び始めるといったネットミームもみられた。
そうした本シリーズの“前科”もあり、ファンの間で新キャラはまず疑ってかかる、という流れも生まれていた。先述のエフィリンについても、欠けた耳、意味深なトレイラーなどを理由に、“ドノツラフレンズ”として裏切りを警戒する流れも生まれていた(関連記事)。とはいえエフィリンについては少なくともストーリー上カービィたちを裏切ることはなく、そうした嫌疑は濡れ衣ともいえる内容であった。
『星のカービィ ワールドビヨンド』のフシギな少女についても、またしても気の早い疑いの目を向けられているわけだ。さらにトレイラーではウルトラソードのような能力を使うなど、『星のカービィ Wii』を彷彿とさせる要素も登場しており、マホロアが脳裏によぎったファンもいたのかもしれない。

このほか新キャラを「デデデ大王が捕らえていた」という点も、ファンの不信感を強める要因になっているようだ。デデデ大王は敵からたびたび洗脳され敵対することも多いが、その行動には芯が通っている傾向がある。たとえば『星のカービィ 夢の泉の物語』では、同作ラスボスのナイトメアを封じるために、自ら悪役を演じ、スターロッドを分割していた。また『星のカービィ』シリーズではないものの、『大乱闘スマッシュブラザーズX』の亜空の使者では亜空間爆弾の脅威からファイターを守るために、独自に行動し、一見マリオ達と敵対するような動きも見せていた。
翻って『星のカービィ ワールドビヨンド』では、カービィと戦闘を繰り広げているデデデ大王は少なくとも洗脳されているような不自然な挙動は今のところ見られない。そのため新キャラを捕らえていたことについても何らかの“狙い”があったと目されているわけだ。

いずれにせよさっそく熱視線が向けられている新キャラ。実際に黒幕となるか、それとも単なる深読みに終わるかは不明ながら、今後のストーリーやキャラの詳細のお披露目には特に注目が寄せられそうだ。
『星のカービィ ワールドビヨンド』はNintendo Switch 2向けに2027年春発売予定だ。
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