Global Sites

基本プレイ無料『NTE』この5か月で街はどう変わった?どんどん妙な進化、“遊べる無法地帯”に。Ver.1.4では「車が木をなぎ倒す」らしい
Sponsored Content
街オープンワールドRPG『NTE: Neverness to Everness』(以下、NTE)では、9月30日にVer.1.4「名もなき祈歌」の配信が予定されている。新キャラや新たな遊び場が登場する今回の更新だが、筆者が思わず目を疑ったのは、車で木をなぎ倒せるようになるという変更だ。先行配信された中国版では、大木を引っこ抜きながら爆走する映像がSNSで話題となっている。
これまで街を運転していて、道路脇の木にぶつかって止められた人もいるだろう。その障害物を、今度は車の勢いでなぎ倒して進めるという。詳しい模様は日本向けの実装後に確かめたいところだが、いつものドライブがずいぶん豪快になりそうだ。
もっとも、約5か月にわたって本作を遊んできた身としては、「いつもの『NTE』だ」とも感じる。重機でビーチバレーをしたり、透明化して街で悪さをしたり、郊外の家で田舎暮らしを試したり。本連載でもさまざまな遊びを紹介してきたが、そのたびに街で試したいことが増えてきた。
車で木をなぎ倒すという次の変化を前に、そもそもこの街はリリースからどれほど変わったのか。今回はアップデートの積み重ねを振り返りつつ、Ver.1.4で加わる楽しみも紹介したい。なお、本稿には一部先行体験コンテンツが含まれるため留意してほしい。

増えた遊びが、ひと続きの寄り道に
ジャンプできるバイクで自然豊かな「星暮保護区」を爆走し、山頂に着いたら記念撮影。その写真をゲーム内SNS「ベーグル」に投稿する。帰り道で事故を起こし、うっかり警察に捕まってしまったら、今度は刑務所の「ファイトクラブ」でひと暴れする。
今の『NTE』では、そんな休日を過ごせる。ずいぶん落ち着きのない一日だが、星暮保護区も、ジャンプできるバイクも、ベーグルも、ファイトクラブも、正式リリース後のアップデートで加わったものだ。別々に登場した要素が、気づけばひと続きの寄り道になっている。
4月の正式リリースからの更新を振り返ると、まず驚くのは追加内容の振れ幅だ。ポルシェとのコラボでとんでもなく速い車が登場したかと思えば、剣と魔法のファンタジー世界を冒険する「九百九十九夜」が追加。さらにVer.1.3では、ヘテロシティとほぼ同じサイズの広大な新エリアまでやってきた。

新ストーリーや新キャラが加わることは、運営型のRPGとして予想できる。しかし、その傍らで増えていく遊びが、しばしば想像の斜め上を行く。ビーチバレーをしたり、オークションに参加したり、畑付きの家を買ったり。大都市で異象事件を解決していたはずなのに、気づけばずいぶん別のことに時間を使っている。
筆者はこうした運営型のゲームで新ストーリーをひと通り終えると、装備を厳選し、編成を詰め、少しでも高いダメージを目指すような遊び方に落ち着きがちだ。もちろん『NTE』にも、その楽しさはある。一方この街では、強くなることと直接関係のない目的にも、つい時間とお金を使ってしまう。
車の性能を上げるのは、レースで勝つためだけではない。単に気持ちよく走りたいからでもある。家や家具に大金を使うのも、好きな景色のなかで暮らしたい、部屋を自分好みにしたいから。そのためにまた街へ稼ぎに出る。攻略の効率だけを考えれば省けることが、街で遊ぶ理由になっている。
行ける場所と移動手段の充実も、そんな寄り道を後押ししてきた。建物や看板がひしめく都市から離れ、南国の島や郊外の自然のなかを走る。車やバイクに加えて、バギー、自転車、水上バイクと選択肢も増えた。どこへ行くかだけでなく、何に乗って行くかまで考えたくなる。

そして、出かけた先で撮った写真には、ベーグルという投稿先ができた。きれいな景色を見つけたり、キャラの姿をうまく撮れたりしたら、それをゲーム内で発信する。移動と撮影と投稿がつながることで、目的地に着いたあとにも楽しみが続く。
刑務所のファイトクラブも、別の意味で寄り道を増やした要素だ。警察に捕まり、自由を奪われたはずの場所にまで、戦って遊べるコンテンツがある。そこにも遊びを足すのか、と少しおかしくなる。大都市の外へ遊び場を広げる一方で、すでにある施設の中にもやることを増やす。約5か月の変化は、マップの広さだけでは測れない。
同じ強盗でも、手口は変わる
新しい場所へ出かけなくても、更新の積み重ねを感じられる場面はある。配信当初から遊べた「にくきゅう大強盗」は、その一例だ。
リリース直後の筆者は、監視から逃げ、建物の中で迷いながら、必死にお宝を探していた。追われていると、周囲を落ち着いて見渡す余裕もない。どこを探したのか、どちらへ逃げればよいのか。以前使えた帰還ポイントが使えずに焦り、時間切れで何も持ち帰れずに終わることもしばしばだった。
そこへVer.1.0後半に登場したのが、時間を止められる潯である。監視に追い立てられていた場所でも、時間停止を使えば探索の余裕を作れる。その後はレクイエムの飛行でレーザーを越えられるようになり、残虹の透明化では、ついに監視の目そのものを無視できるようになった。連れていく仲間が増えるにつれて、強盗の手口まで大胆になっていく。

加えて、当初はバグだった、ちぃちゃんのシティスキルで収蔵品をハイライトできる挙動も、正式な機能として取り入れられた。Ver.1.3ではミニマップも登場。宝の位置がわかりづらい、建物の中で迷いやすいという、初期に感じていた不便にも手が入っている。
新キャラを迎えることが、以前苦労した場所を違う方法で攻略するきっかけになる。そこへ遊びやすさの改善も加わることで、同じ強盗でも手触りが変わってきた。配信当初に触ったきりの人なら、今あらためて挑戦すると、当時ほど監視に追われず、落ち着いてお宝を探せるかもしれない。
細かな気配り、ときどき豪快な調整
街で過ごすキャラの姿にも変化は積み重なっている。主人公の異能者・零には、ポルシェとのコラボ衣装や騎士風の装いなど、Ver.1.1から1.3だけで5種類の衣装が追加された。色違いを除いても、着せ替え衣装は10種類に広がっている。
ただ、衣装が増えても、その都度着替えるのは少々面倒だ。そこで嬉しいのが、Ver.1.3で加わった「コスチュームローテーション」である。ログインやシーン切り替え時にランダムで着替えるほか、対応する衣装があれば、自宅や水中、学校といった状況に応じた着替えも行われる。水着のまま学校へ行ってしまうようなことも減り、キャラが街で生活している感覚が増す。

一方、調整の仕方が妙に豪快なこともある。たとえば独特なボイスを持つエイボンのエンジニア担当「タギド」には、その声だけを狙い撃ちしてミュートする機能が追加された。真紅に至っては、登場後まもなく、衣装の下着部分がスパッツからパンツへと変更されて話題になった(関連記事)。
本作では細かなフィードバックへの対応と、フットワークの軽さに驚かされてきた。アップデートのたびに、新コンテンツの告知と同じくらい、今あるものがどう変わるのかにも目が向いてしまう。
用意された遊びだけでは終わらない
そして『NTE』では、追加されたものをプレイヤーがたびたび変な方向へ使い始める。本連載でも紹介した“重機ビーチバレー”は、その代表だ(関連記事)。
街で乗れる重機をコートへ持ち込み、相手の動きを邪魔する。スポーツと工事車両はまるで別の用途で用意されたものだが、同じ世界にあり、コートまで移動させられるために組み合わせられてしまう。また見た目はあまりに無法なのに、実際に試すと、車両の置き方やボールの跳ね返りまで真面目に考える余地があり、まさに重機とビーチバレーが融合した奇天烈な遊びと化す。

こうした遊び方は、最初からメニューに並んでいるわけではない。「これをあそこへ持っていったらどうなるか」と試した結果、生まれてくる。乗り物や遊び場、超能力を使えるキャラが増えるほど、試したい組み合わせも増えていくのだ。
なかには、ユーザー間でのバグを使った遊びを思わせる、正式なコンテンツまで登場した例もある。Ver.1.1で開催された「暗黒レーシング」である。以前、通常のオンラインレースでは、開始前に下車できてしまうバグを使い、相手の車を攻撃したり、助手席へ乗り込んだりする遊び方が話題になっていた。その後登場した暗黒レーシングでは、車の奪い合いや攻撃、相乗りがルールとして盛り込まれた(関連記事)。

先述したちぃちゃんの収蔵品ハイライトのように、バグだった挙動が正式な機能になった例もある。想定外の挙動にも便利さや面白さを見いだし、取り込んでしまう。そこには本作の懐の深さ、貪欲さを感じる。
もちろん、修正されていない挙動がすべて意図的に残されているとは限らない。それでも、自分で変な使い方を探したくなるのは確かだ。本連載で重機を持ち込んだり、超能力を街で試したりしてきたのも、次は何ができるだろうという興味が尽きなかったからである。
Ver.1.4では、どんな寄り道が増えるのか
Ver.1.4で加わるのは豪快なドライブだけではない。テーマパーク風の新エリア「プカランド」では10種を超えるアトラクションが待ち、既存のビーチバレーにはマルチプレイ対応が予定されている。新しい行き先が増えるとともに、誰かと遊ぶ楽しみも広がりそうだ。

新キャラでは、「クロバネ」のカラスになって高速飛行する能力や、「明音凛」の街でギターを弾く能力も気になる。どこを飛び、どこで演奏しようか。戦闘での編成以外にも、迎えたあとに試したいことが浮かぶ。
衣装に小物を合わせる「デコパーツ」は、撮影やベーグルへの投稿にも活かせそうだ。一方、戦闘では1000階にも及ぶバトルコンテンツが予告されている。寄り道を楽しむ人にも、育てたキャラや編成を使い込みたい人にも、新しい目的ができることになる。

約5か月遊んだ街で、次に試したいこと
新しい場所へ行き、写真を撮り、ベーグルに投稿する。騒ぎを起こして捕まれば、刑務所でもうひと遊びする。別々に見えた追加要素が、今では同じ一日のなかに収まっている。その途中で挑む強盗には以前と違う手口が使え、行き先に応じて衣装も変わる。
新しい遊びを足しながら、前からある遊びにも手を入れてきた。その積み重ねによって、街で過ごす時間はずいぶん変わった。配信当初に遊んだ人でも、当時の過ごし方をなぞってみれば、あちこちで違いに気づけるはずだ。
Ver.1.4では遊園地へ出かけるのもよいし、新キャラの能力を試すのもよい。筆者としては、まず車を走らせ、これまで行く手を阻んでいた木をなぎ倒してみたい。約5か月遊んだ街で、次に気になっているのが道路脇の木というのもおかしな話だが、まだまだ寄り道は増えそうである。
『NTE: Neverness to Everness』は、PC(公式サイト/Steam/Epic Gamesストア/Google Play Games)/Mac/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。Ver.1.4「名もなき祈歌」は9月30日配信予定。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


