“いわくつき資料”を読み解くホラー『『スクジサマ』を巡る考察』発表。亡くなったオカルトライターが遺した資料から全容に迫る、モキュメンタリー作品

開発者のrentaka氏は9月1日、モキュメンタリーホラー『『スクジサマ』を巡る考察』を発表した。

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開発者のrentaka(れんたか)氏は9月1日、『『スクジサマ』を巡る考察』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表に合わせて、動画やストアページなどが公開されている。

『『スクジサマ』を巡る考察』は、あるライターが遺したという資料などを読み解いていく、ホラーゲームである。本作の世界では、久我洋介というライターがある編集部に勤務していたようだ。久我はオカルト・民俗分野を中心に、取材や執筆などを実施。亡くなる数か月前から執筆は休止し、その後自宅にて遺体となって発見されたという。

そこで“編集部”は、可能な限り発見当時の状態を維持したまま、資料を収録。久我によるデジタル作品を、株主への優待コンテンツとして、一般公開に先立ち配布するそうだ。なお編集部は、公開前に内容の確認をしているものの、収録データが膨大であり、性質上すべてを精査するには至っていないという。編集部には、久我洋介から本作について説明を受けた編集者はおらず、制作期間や完成時期も不明。どの段階まで制作していたのかもわからないそうだ。

本作でプレイヤーは3D空間の探索などをおこなっていく。動画やスクリーンショットでは、「慈母天使」なる存在のエネルギーが宿るという御札にまつわるテキストや、2Dのゲーム画面らしき場面などが登場。ちょっとした祭壇のある和室や、何らかの儀式を執り行っているような集団も確認できる。デジタル作品には長編小説を軸に、3D空間の探索、画像/音声/映像/文書の各種資料、考察が必要な設問が収録されているとのこと。ノイズの走った不気味な3D空間の探索や、謎の信仰にまつわるテキストなどの読み解きによって、物語の全容に迫っていくのだろう。ライターの久我洋介は何を調べ、何について書き遺していたのか。ストアページによると、作品の閲覧中や閲覧後に生じたいかなる事象についても、編集部は因果関係を確認しかねるそうだ。

本作は、開発者のれんたか氏が手がけている。過去作としては、マーモットたちが餌を奪い合う『Marmot Fight Club』、バグを使って脱獄する『The Glitch Prison』、複数の怪異に襲われるホラーゲーム『滅茶苦茶呪われてるおばあちゃん家』など多彩な作品をリリース。ホラーゲームとしての前作『失踪した友人の部屋に残されていたゲーム』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー53件中90%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。同作はいわゆるモキュメンタリーホラーとなっており、謎解きによって真相に迫っていくゲームプレイや、じっとりとした恐怖、全体に漂う不気味さなどが繰り広げられていた。

本作『『スクジサマ』を巡る考察』は、ストアページを見る限りれんたか氏による新作のモキュメンタリーホラーとなるのだろう。同氏のX(旧Twitter)にて、ホラーゲームを開発していることや、謎の小物を制作している様子などが公開されてきた。本日Steamのストアページ公開とともに、タイトルも発表。概要なども明らかになっている。

『『スクジサマ』を巡る考察』は、PC(Steam)向けに開発中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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