“Godot Engineのエキスパート”W4 Games、テンセント主導で「約28億円」調達成功。強力タッグでアジアでのGodot勢力圏拡大へ

W4 Gamesは8月25日、シリーズBとして1800万ドル(約28億6000万)を調達したと発表。テンセントとの戦略的パートナーシップも締結しており、アジアでのGodot勢力圏拡大を目指しているようだ。

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W4 Gamesは8月25日、シリーズBとして1800万ドル(約28億6000万)を調達したと発表した。さらに事業規模の拡大とアジア圏でのGodotエコシステムの拡大支援を目指し、テンセントと複数年の戦略的パートナーシップを締結したとのこと。

W4 Gamesは、2021年に設立されたアイルランドの企業だ。ゲームエンジン「Godot Engine」のプロジェクトリーダーである Juan Linietsky氏やRémi Verschelde氏など4名によって設立。オープンソースの非営利なプロジェクトとして開発されているGodot Engineについて、同社はゲームが必要とする商用製品やサービスの提供によって、そのエコシステムを強化することを使命としている。

そしてテンセントは中国・深圳に本拠を置く、大手IT企業だ。『League of Legends』『VALORANT』開発元のRiot Gamesや、『Warframe』の開発元Digital Extremesを抱えるLeyouなどを傘下にもつ。また世界中の数多くのメーカーに出資をおこなっていることでも知られ、過去にはEpic GamesやActivision Blizzard、Ubisoftなどがその対象となってきた。

W4 Gamesは今回、テンセントが主導するかたちで1800万ドルの資金を調達したと発表。この資金調達により、国際チームの規模を50%拡大し、エンタープライズ向け製品の開発を拡大するとしている。さらにW4 Gamesとテンセントは複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結。このことで、アジアにおける事業規模の拡大、そしてGodotエコシステム拡大を支援していくとしている。

Godot EngineはPC/モバイル/Web向けゲームおよびアプリを制作できる2D/3Dゲームエンジンとして、近年特に採用例が増えている。W4 Gamesは2024年・2025年ではともに、前年比50%以上採用作品が増加しているという。軽量かつ多機能で、直感的な操作もできるGodot Engineは日本でも人気を博している(弊誌インタビュー記事)。W4 GamesはそんなGodot Engineについて、このたびテンセントの協力も取り付け、エンタープライズ向けへのサポートを通じ、さらに国際的な展開の加速を狙っているようだ。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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