アークシステムワークスの「二次創作ガイドライン」日本語版、“過度な性的表現の一律禁止”などさっそく修正。本来とは異なる記載があったとして

アークシステムワークスは8月26日、同社の「二次創作ガイドライン」日本語版について、内容を修正した。

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アークシステムワークスは8月26日、同社の「二次創作ガイドライン」日本語版について、内容を修正した。本来記載すべき内容とは異なる記載があったとしている。

アークシステムワークスは1988年に「株式会社アーク」として創業、のちに社名変更された日本のゲーム会社だ。代表作としては『GUILTY GEAR』シリーズなどがあり、2D格闘ゲーム開発の名手として知られる。直近では『MARVEL Tōkon: Fighting Souls』を手がけているほか、『DAMON and BABY』など格闘ゲームとは異なるジャンルにも注力する方針を掲げている

そんな同社は8月24日、ユーザーの二次創作活動を応援し、安心して楽しんでもらえるようにすることを目的として、「二次創作ガイドライン」を公開した。一方公開後には、一部ユーザーから日本語版と英語版の“違い”について指摘が上がっていた。

主に話題となっていたのは、二次創作活動における禁止表現のうち、成人向け表現についてその扱いが異なっていた。英語版では「you must strictly adhere to all relevant local and national statutes, regulations, and venue or distribution platform requirements.(関連するすべての地方および国の法令・規制・会場やプラットフォームの要件を厳守する必要がある)」とされた一方で、日本語版では「法律に反する内容、過度な性的表現(卑わいな姿態・性的刺激をあおるポーズなどの成人向け表現)、作品の世界観を逸脱する過激な暴力、残虐(グロテスク)表現」について、これを含む二次創作物の公開・展示・頒布を一切禁止することが明記されていた。

これにより、日本では法律を遵守していたとしても、「過度な性的表現」に該当するものについては禁止コンテンツにあたる可能性について、一部で議論を呼んでいた。海外とは異なる基準が設けられたのではないかとの見方もあり、混乱を招いていたわけだ。

これを受けて、アークシステムワークスは本日8月26日、同ガイドラインの日本語版の内容を修正した。同社によれば、本来掲載すべき内容とは異なる記載があったとのこと。修正後では該当部について、「法律に反する内容、作品の世界観を逸脱する過激な暴力、残虐(グロテスク)表現」を禁止としたうえで、「性的表現などを含む成人向け作品を取り扱う場合は、各国、地域の法令、イベント会場または頒布サイトの規定、年齢確認、ゾーニング、包装、表示などのルールに従ってください」と記載された。ただし、アークシステムワークスが不適切と判断した場合には、頒布等の中止をお願いする場合があるとのこと。

なおこのほか、日本語版のガイドラインでは非営利目的の定義などについても修正が実施。対して今回英語版に修正はないそうだ。言語によってガイドラインの内容が異なる点に指摘が上がっていたが、今回の修正により日本語版と英語版の内容に大きな差異はなくなったといえる。もちろん、記載がなくなったとはいえ成人向けの二次創作をおこなう際には引き続き法令などを遵守する必要はあるものの、「過度な性的表現」を一律で禁止表現とする記載はなくなったかたちだ。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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