デベロッパーのShift Upが手がけるPS5向けアクション・アドベンチャーゲーム『Stellar Blade(ステラーブレイド)』。本作は3月29日より、最初のボス戦までプレイ可能な無料体験版が配信されている。そんな無料体験版の“やりこみ勢”に本作の公式もびっくりしているようだ。
『Stellar Blade』は、侵略者から地球を取り戻すために戦うアクション・アドベンチャーゲームだ。本作の舞台となるのは、地球が未知の生物ネイティブに占領され、人類が宇宙コロニーに押しやられた時代。宇宙コロニーの空挺隊員であるイヴは、壊滅した地球を取り戻すための任務に参加し、地球に降り立つこととなる。そこでは生存者・アダムや、かつての空挺部隊員・リリーと協力し、ネイティブに立ち向かう。
本作にてプレイヤーは、人類最後の都市ザイオンから、荒野や大砂漠といったセミオープンワールドのエリアへと向かい冒険。装備の入手や、スキルのアンロックをしつつザイオンを支えるエネルギー源ハイパーセルを各地から集めることとなる。バトルにおいては、スピード感ある派手なコンボアクションが特徴だ。
そんな本作は3月29日より、物語の始まりから最初のボス戦までのゲーム序盤をプレイできる無料体験版が配信中となっている。戦闘のチュートリアルも含まれているほか、セーブデータを製品版に引き継ぐことも可能だ。
プレイヤーの中には、この無料体験版をひたすらプレイする“やりこみ勢”がいるようだ。無料体験版のボスを倒すと「ボスチャレンジ」が解放され、ボス「Stalker」と戦うことが可能。おそらくそのチャレンジを何度も繰り返しているのだろう。数多くのノーダメージ撃破報告や、最速撃破を目指すプレイヤーがXやYouTubeなどでみられる。
こうした“やりこみ勢”の存在は、本作公式も把握している模様。本日、本作公式Xアカウントは、本作をさっそく気に入っているプレイヤーたちへの感謝を投稿。一方で「製品版をきっちり楽しむためにも、体験版で遊ぶのは控えめにしてくださいね」と前置きしつつ、「50+ hours of demo play…we’re scared!(50時間以上のデモ版プレイは……怖いよ!)」と熱意あふれるプレイヤーのやりこみ具合にちょっと引いている様子を見せた。
なお本作では休憩すると敵が復活。休憩と敵の討伐を繰り返すと、スキル解放のためのポイントを溜め続けることもできる。先述のとおり体験版ではセーブデータが本編に引き継がれる。スキルの取得状況もそのまま引き継がれるかどうかは不明ながら、体験版が終了となるボス直前までの敵をひたすら狩り、スキルのアンロックを進めているプレイヤーも散見される。ボス討伐のタイムアタックだけでなく、製品版に向けた“下準備”を進めるプレイヤーがいることも、公式が怖がるほどの長時間プレイに繋がっているのかもしれない。
いずれにせよ本作では4月26日のリリースを待ちきれず、思い思いのプレイスタイルで本作の体験版をやりこむプレイヤーたちも散見される。本作はこだわりをもって作られているという女性主人公の“後ろ姿”が話題を呼んでいた傍らで(関連記事)、デモ版の配信後にはユーザーからゲームプレイへの注目も集まり、じっくり遊ばれているかたちだ。すでに“50時間以上”費やすプレイヤーもいるとされ、発売後の反響も注目されるところだろう。
『Stellar Blade(ステラーブレイド)』は、PS5向けに4月26日発売予定だ。