逃げ回り和風ホラー『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』Steamにて3月29日発売へ。新たな徘徊者に「カルタ」を使って対峙する、進化した回廊での恐怖

スペースおにぎりゲーム合同会社は3月5日、『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』を3月29日に発売すると発表した。徘徊者から逃げ回る、ランダム生成脱出ホラーゲームである。

スペースおにぎりゲーム合同会社は3月5日、『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』を3月29日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。新たなPVも公開されている。また本作は、PS4/PS5/Nintendo Switch向けに移植予定となっている。


『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』は、徘徊者から逃げ回りつつランダム性をもつ回廊からの脱出を目指す、ランダム生成脱出ホラーゲームである。前作『Shadow Corridor』は、フリーゲーム『影廊 -Shadow Corridor-』に端を発するホラーゲームだ。古びた和風の回廊へ迷い込んだ主人公が、不気味な能面の徘徊者から逃げ回りつつ周囲を探索。敵の迫りくる恐怖や緊張感と、回廊を攻略するゲームプレイが展開されていた。Steam版『Shadow Corridor』では、記事執筆時点で1574件中91%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。

 


本作『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』では、死にやすらぎを見出し、自殺した少女・時雨の物語が語られるという。ゲームとしては、本作では新たにカルタシステムが登場。特殊能力をもつ装備品カルタを活用することで、徘徊者と対峙していくようだ。具体的なカルタの能力としては、ゲームスタート時の拳銃入手や、リソースと引き換えにミニマップを表示するモノなどが紹介されていた。本作ではカルタを装備することで、主人公の能力をカスタマイズできるわけだ。要素としては、前作を大きく上回る数のランダム生成マップが収録。登場する徘徊者はすべて一新されており、さらに手強く恐ろしい体験が待っているようだ。前作のゲームプレイをベースに、新たな敵/アイテム/マップやカルタシステムを導入した新作となるのだろう。


本作を手がけているのは、国内の開発者・城間一樹氏による法人・スペースおにぎりゲーム合同会社だ。公式サイトによると、同氏は大学中退後フリーターをしながらゲーム制作を学び、2019年に『Shadow Corridor』をリリースしたという。同作は先述のとおり高いユーザー評価を得ているほか、ゲーム実況などでも人気を獲得した。

本作『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』では、2022年2月にクラウドファンディングキャンペーンが実施。支援者から約1100万円以上の資金を獲得し、開発が進められてきた。その後支援者向けにはベータ版などが提供されてきたが、今回正式なリリース日が決定したようだ。


Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』は、PC(Steam)向けに3月29日発売予定だ。また本作はPS4/PS5/Nintendo Switch向けにもリリース予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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