タクティカルSRPG『封魔戦記エルドギア』3月8日発売へ。18年前の人気携帯アプリが、ボイス追加され現代向けに遊びやすく蘇る

 

ケムコは3月1日、タクティカルシミュレーションRPG『封魔戦記エルドギア』を3月8日にリリースすることを発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)およびNintendo Switch /PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本作は、約18年前にフィーチャーフォン向けに配信されたアプリを復刻した作品だ。


『封魔戦記エルドギア』は、ターン制でゲームが進行するシミュレーションRPGだ。本作の舞台は、広大な未開の大地が広がる世界アージェニア。大小数百の国家がひしめくこの世界に住む人々は、古代の遺跡に封じられていた超魔導技術の数々を手にする。多くの国々は魔導の力に酔いしれ、それぞれの野望のもと、世界大戦が巻き起こる。世界大戦は数年後に一応の終結を迎えるものの、世には魔法と魔導機械G.E.A.Rが残されることとなった。本作では、G.E.A.Rを監視するために組織されたエルディアに所属するエージェントたちの活躍が描かれる。

本作は、クォータービューによる全25以上のステージが用意されている。高低差のあるそれぞれのフィールドで、ターン制のバトルを繰り広げる。プレイヤーが操作するキャラクターは10体以上用意されており、それぞれの通常技と2種類の特殊スキルを駆使して、戦いの勝利を目指す。


先述した2種類のスキルのうち、ESA(エスタブリッシュアビリティ)は各ユニットが3個ずつ習得する。ESAは任意で変更することが可能で、ステータス強化やステルス能力、さらに味方の身代わりになる能力など、ユニットの個性を出すことができるスキルだ。一方、EVA(エボリューションアビリティ)も各ユニットが3個ずつ習得するものの、こちらはユニット固定のスキルとなっている。EVAは戦闘内容で変動するテンションを最大まで上げることで使用できるようになっており、ESAよりも強力な効果を発揮するスキルとなっている。

本作の開発を担当したのは、デベロッパーのMCFだ。同社の代表を務める真壁浩氏によると、オリジナル版スタッフ完全監修のもと、復刻版の制作を進めていたそうだ。また、今回の復刻版では、新たにボイスが実装。さらに、歯ごたえのあったオリジナル版に対して、復刻版には現代らしく救済策が用意されるといった、遊びやすさにも手が加えられている模様だ。


『封魔戦記エルドギア』は3月8日、PC(Steam)およびNintendo Switch /PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売予定。

【UPDATE 2024/3/2 19:54】
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