除霊ホラーCo-op『Phasmophobia』2024年ロードマップ公開。灯台を舞台とした新マップ・幻覚状態・音声レコーダーなど、てんこもり追加予定

 

デベロッパーのKinetic Gamesは1月4日、Steamにて早期アクセス配信中のホラーゲーム『Phasmophobia』の新情報を公開。2024年内の正式リリースを予定していることを発表した。また「Point hope Lighthouse」という灯台を舞台とした新マップがお披露目。新アイテムの「ボイスレコーダー」、目の慣れや幻覚などのプレイヤー状態の追加、証拠や報酬などの修正など。2024年を通した大掛かりなプランについて発表している。


『Phasmophobia』は、最大4人協力プレイ対応のサイコロジカルホラーゲームだ。プレイヤーたちは超常現象調査チームとなり、霊体が出現するいわくつきの場所を捜査。装備を駆使して証拠を集め、霊体の正体を突き止めることを目的とする。プレイヤーは資金を投資して装備を拡張し、よりスムーズなゴーストハンティングを目指していくことができる。リプレイ性のあるゲームプレイが特徴的だ。

このたび公開された「Development Preview #16」では、2024年の公式ロードマップが記載されている。それによると2024年度の正式リリースに向けて、複数のアップデートが予定されているようだ。主要となる内容を確認していこう。

まず準備が整い次第追加されるコンテンツとして、コンソール版対応と新マップ「Point Hope Lighthouse」の追加が発表されている。本作は長らくコンソール版の延期がされてきたが、開発は絶えず進められているようだ。コンソール版の実装時はPC版で今後予定されている調整アップデートなどが反映された内容になるとのこと。調整後の内容をそのままに、コンソール版のプレイヤーが新規参入できるような配慮となっている。


灯台を舞台とした「Point Hope Lighthouse」は過去に追加されたCampsite同様に“新たなゲームプレイ”が可能なロケーションとなるようだ。灯台は中央の螺旋階段を使い上下階への移動が可能で、霊体から逃げるためには螺旋階段を使う必要がある。そのため、円形のマップでどのように動き回るかが重要となりそうだ。

さらにBlesdale FarmhouseとGrafton Farmhouseのリワークについても触れられている。開発者コメントによると、既存のFarmhouseマップは似通っており、両者に特徴を持たせたいとのことだ。Grafton Farmhouseは朽ちた印象のある農場となる一方で、Blesdale Farmhouseはマンション風の豪華絢爛なロケーションへと調整されるとのこと。それぞれのマップが、どのような変貌を遂げるのか期待したい。


さらに開発者ロードマップにおいて、直近のバージョン0.9での調整についても語られている。バージョン0.9では、プレイヤーが暗闇に入った際の視野の“慣れ”に調整が加えられ、照明なども調整されるようだ。また、ショップを含めたアイテムのティアにも調整が加えられるとのことだ。

バージョン0.10では、新たな目標や報酬が追加。ビデオが証拠品として提出可能となるなどの新要素に加え、新アイテムの「音声レコーダー」の追加も予定されている。霊体の音声を録音するという新たなゲームプレイが導入されそうだ。続いてバージョン0.11では、新プレイヤーモデルやアニメーションに加え、プレイヤーのカスタマイズ要素も追加されるとのこと。ゲーム内でのキャラクターをカスタマイズできる要素により、新たな楽しみが生まれるかもしれない。


最後に、正式リリース時に予定されている追加内容についての説明がなされている。正式リリースにおいては、新たなゴーストタイプが追加され、既存のハント・システムに修正が加えられるとのこと。またプレイヤーを襲う、新たな状態異常として“幻覚”の症状が追加されるようだ。刷新されたゴーストたちの魔の手とプレイヤーを襲う新たな状態異常が、本作のゲームプレイにどのような変化をもたらすのか期待したい。

『Phasmophobia』はPC(Steam)向けに、現在早期アクセス配信中。本作では「Development Preview」を通して、今後実装予定の情報がたびたび公開されるため、気になる人はSteamで本作をフォローしてチェックしてみるといいだろう。