『地球防衛軍6』Steam版の「Epic Games アカウントへの初回強制サインイン仕様」、変更へ。寄せられた意見に向き合うとして


ディースリー・パブリッシャーは7月26日、『地球防衛軍6』Steam版をプレイするに際してEpic Games アカウントへのサインインが必要になる仕様について、変更する予定があることを明らかにした。

『地球防衛軍6』は地球外生命体と戦うホード系シューターだ。舞台は前作『地球防衛軍5』から数年後の世界。荒廃してしまった地球を戦場に、地球を侵略する生物やエイリアン、戦闘ドローンなどを相手に人類は存亡を賭けて戦い続けていた。『地球防衛軍6』は2022年8月25日にPS4/PS5版が発売された。発売後1週間で国内売上30万本を達成。そして今年7月25日には、そんな『地球防衛軍6』のPC版がSteamおよびEpic Gamesストアにてリリースされた。


しかしながら、発売されるや否や、同作をプレイするにあたってEpic Online Servicesが採用されている関係で、Epic Gamesアカウントへのログインが必須であることが明らかになり、かつそれがSteamストアページに記載されていなかったことで批判が殺到。ディースリー・パブリッシャーは発売後に、記載がなかったことをお詫びしつつも必要なサインインは初回のみあると説明。しかしながら、Steamユーザーの中でも特に抵抗感の強いEpic Games系のソフトウェアを導入されるとして、批判を受けていた。

そうした声を受けてか、ディースリー・パブリッシャーがSteamコミュニティ上で新たな声明を投稿。「Steam版EDF6(『地球防衛軍6』)開発チームは、最も多くのご意見が寄せられているEpic Gamesアカウントへのサインインを必須とする仕様に対して検討し、変更の計画を行っています」とコメントした。仕様変更をする予定であると打ち出したわけだ。また「現段階では、どの程度の時間を必要とするか具体的にお知らせできませんが、寄せられたご意見に向き合いながら進めていきたいと考えております」とも語っている。


現在Steamレビュー数は2150件ほどで、そのうち59%が不評となっている。その多くがEpic Gamesアカウントへのサインインが必須である点を批判する不評レビューとなっており、今後の対応や対応後のユーザーレビューの変化などは注目されるところだろう。

『地球防衛軍6』PC版は、SteamおよびEpic Gamesストア向けに発売中である。