変幻自在ビリヤードゲーム『subpar pool』10月13日配信開始へ。ワープ穴・デコボコ壁・ベルトコンベア、ギミックだらけのビリヤード台で球を突く

 

デベロッパーgrapefrukt gamesは9月29日、『subpar pool』を10月13日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)/Nintendo Switch/iOS/Android。

『subpar pool』は、パターゴルフの要素を盛り込んだビリヤードゲームだ。本作では、フランス風のアートスタイルが採用されているとのこと。ステージ背景にはカラフルなイラストが散りばめられ、ゲームプレイで扱うボールにはそれぞれ顔が描かれていたりと、ポップな雰囲気が印象的な作品だ。

 


本作におけるプレイヤーの目標は、ビリヤードの要領で手玉を転がし、指定打数内にボールをポケットへ落とすことだ。ただ、本作のテーブルの形状・ポケットの位置は、通常のビリヤード台とは異なったものとなっている。ステージによっては、テーブルの外枠がデコボコしていたり、ポケットがテーブルの四隅以外に配置されることもある。また、テーブル上にはギミック要素が出現することも。ボールの位置や軌道を変えてしまうベルトコンベアーや、通り抜けたボールが別の場所から現れるワープポータルといったギミックが存在する。

本作では、異なるテーマ・制約をもった4種類のワールドを辿ることになり、プレイヤーが挑む各ステージは自動生成されるという。ステージの自動生成時には、それぞれ制約や追加要素の書かれたカードを、プレイヤーが自由に選択する。カードの種類には、打球までの制限時間を設ける、軌道の予測線を非表示にする、テーブル形状に変化を加えるといった合計18種類が用意。カードの組み合わせ次第で、1万4000通り以上のステージが生成されるという。予測不能な難易度の高いステージを生成して、プレイヤーが腕試しに挑める点も、本作の魅力のひとつとなるだろう。


本作を手がけるのは、スウェーデン人の個人開発者Martin Jonasson氏だ。同氏はSteamにて宇宙ステーション拡張RTS『rymdkapsel』などをリリース。同作は、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューにおいて、203件中81%の好評により「非常に好評」ステータスを獲得。シンプルながら手強い戦略性などが評価されている。ビリヤードゲームとなる『subpar pool』においても、頭を捻って問題に取り組むゲームプレイが期待できそうだ。

『subpar pool』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/iOS/Android向けに、10月13日に配信予定だ。