江戸時代7日間箱庭憑依アクション『雨魂 – AMEDAMA -』発表。イザナギゲームズとアクワイアが“和ドット”で描く、繰り返す7日の復讐劇

 

イザナギゲームズは7月10日、『雨魂 – AMEDAMA –』を発表した。対応プラットフォームは現時点ではPC(Steam)で、順次追加予定だという。Steam版は2023年内に発売されるそうだ。


『雨魂 – AMEDAMA -』は、箱庭型・横スクロール憑依アクションアドベンチャーだという。舞台となるのは、江戸の末の時代。ある雨の夜、番傘屋を営んでいた兄妹が男たちに襲われる。兄のゆうしんは殺されてしまい魂だけの存在に。そして妹であるゆいの姿はない。プレイヤーは肉体を失った兄として、ゆいを探す旅に出る。“魂が消滅するまで”の時間は7日間。限られた時間で、妹を助けられるのか。


本作は、横スクロールアクションアドベンチャーになるという。箱庭となった江戸を巡るようだ。時には戦闘などもするようである。鍵を握るのは、憑依だ。ゆうしんは他人の肉体に憑依可能。憑依することでさまざまなキャラを操作でき、あるいは戦闘スタイルも変わる。また憑依したキャラによって戦闘相手なども変化することのこと。憑依キャラで何を話し、何に介入するかによって、事象や結果も変化していくようだ。さまざまな相手に憑依しながら試行錯誤し、繰り返される7日間の中から真実を見つけ出していくのだろう。


本作は、開発と販売をイザナギゲームズが担当し、企画はアクワイアが担当。ゲーム説明から感じられる和のエッセンスや自由度の高いシステムは、アクワイアのアイデア性を感じるだろう。イザナギゲームズは『デスカムトゥルー』や『冤罪執行遊戯ユルキル』といったユニークなIPを生み出してきたパブリッシャー。挑戦的な2社がタッグを組むようだ。

またキャラクターデザインは、ゲームやTCGなどのデザインを幅広く手がける人気イラストレーターのlack氏が担当。音楽については、『モンスターハンター3』の「海と陸の共震/ラギアクルス」などを手がけた小見山優子氏が携わるとのこと。なお本作では雨降る江戸が描かれるとのこと。また、本作では和とドットが融合した新たな2D表現を採用しているとされ、そちらもまた目玉要素になるようだ。

『雨魂 – AMEDAMA -』は、PC(Steam)向けに2023年発売予定。対応機種は順次追加されていくとのことだ。




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