『グランブルーファンタジー ヴァーサス』新作にて、「敗北辛すぎ」対策としてパートナーシステム導入。任意のキャラがイライラプレイヤーを励ます

 

Cygamesは7月3日、Anime Expo 2023にて『グランブルーファンタジー ヴァーサス』シリーズの新情報を公開。同作にて、パートナーシステムが登場することを明らかにした。


『グランブルーファンタジー ヴァーサス』は、Cygamesが制作し、アークシステムワークスが開発している2D対戦格闘ゲームだ。Cygamesのスマートフォン向けRPG『グランブルーファンタジー』が原作となっており、同作のキャラクターたちが多数登場。戦いを繰り広げる。『グランブルーファンタジー ヴァーサス』においては、新作として『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』が開発中である。

そんな『グランブルーファンタジー ヴァーサス』シリーズにおいて、パートナーなるシステムが導入されるようだ。戦いの螺旋に身を投じ孤独を感じるプレイヤー向けのシステムとして、任意で選んだキャラクターが、試合の勝敗や内容に応じて応援してくれたり、励ましてくれたり、アドバイスしてくれたりするという。投稿画像では、敗北を喫してストレスを感じているであろうディレクターの福原哲也氏らしき人物が頭を抱えて苛立っており、そんな福原氏に対し、ナルメアが落ち着くよう促している。対戦ゲーム、特に格闘ゲームは敗北におけるストレスが大きい。そんなプレイヤーを慰め諫めるアシスト機能が登場するわけだ。

実は、こうした敗北者向けのシステムの導入は、以前から検討されていたようだ。2022年3月に弊誌が実施した、開発スタッフの福原哲也氏・関根一利氏へのインタビューにて、両氏が勝敗論についてコメント。負ける苦しさをなんとかしたいと両氏が語っていた(該当記事)。今回のサポートシステムは、開発チームとしてのひとつの答えなのだろう。実際に、アドバイスパターンがどれだけ用意されているのか、どれほど効果があるかなど、気になるところだろう。面白い試みである。

なお、上述ツイート文では明確に示されていないものの、英語ツイートでは「『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』のキャラが励ましてくれる」とあるので、同システムについては、新作に導入される新システムであると考えてよさそうだ。

『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに2023年発売予定だ。




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