鉄道建設資源管理シム『RAILGRADE』Steam/GOG版発表。巨大な鉄道網を作って未知の惑星のインフラを整備しよう

 

Minakata Dynamicsは5月6日、『RAILGRADE』のSteam/GOG.com版を発表し、2023年内にリリースすると告知した。Steamストアページ表記によれば、日本語表示にも対応予定。

『RAILGRADE』は、鉄道建設によって資源管理をおこなうシミュレーションゲームだ。舞台となるのは大企業Nakatani Chemicalsが確保した、豊富な資源眠る地球外の植民地。プレイヤーはその惑星の監督官として、鉄道を利用し資源を輸送することで惑星の産業を復興させていく。


ゲームプレイの流れとしては、マップ内に資源と工場、納品するポイントが置かれており、それぞれを線路で結ぶことによって、資源を工場にて加工、加工から納品までの工程ラインを作り上げていく。中には資源を2種類ないし3種類必要とする工場も存在するので、複数の路線ルートの敷設や、路線の組み換えを行うことで、効率的な輸送網を作り上げていく。


また、輸送を担う車両も複数種類がある。安価だが坂道に入ると遅くなる車両、高価だが高い馬力を持つ車両など状況に応じて使い分けることで、さらに円滑なルート管理を行うことができるのだ。ようするに、街作りシムではなく、パズル型のライン管理ゲームであるといえる。

本作では、60種類以上のステージが収録されている。各ステージのクリア条件として「指定された資源を一定数納品」や「一定水準まで町を発展」といったものが設けられており、クリア時間が早いと多く報酬を貰える仕組みとなっている。報酬は鉄道車両のカスタマイズや、産業施設のアンロックにも使えるので、素早いクリアがゲーム攻略のカギとなっていく。高額報酬がもらえるボーナスステージも用意されているので、自身の腕試しに挑戦するのもよいだろう。

また、本作はフォトモードが内蔵されており、さまざまな視点で走る列車や、線路を撮影することができる。自身が作った複雑な鉄道網を眺めて、鉄道模型を見ている気分に浸れるのも本作の魅力の1つと言えるだろう。


本作は2022年9月よりEpic Gamesストア、Nintendo Switchにて発売されている。レビュー集積サイトMetacriticによれば、77と安定した点数を獲得。この点数は2006年以降のPC向け鉄道ゲームとしては最高得点となっているという。

また、Steam版、GOG.com版リリース後もアップデートによるコンテンツ追加が告知されている。Steamストアページに載っているロードマップによれば、SteamワークショップによるMod対応やマップエディターの導入、最終的には自由に遊ぶことのできるサンドボックスモードの導入が予定されている。

『RAILGRADE』はSteamおよびGOG.com向けに2023年内リリース予定。また、PC(Epic Gamesストア)、Nintendo Switchにて配信中。