Global Sites
「刺繍が動く」2Dアクション『Scarlet Deer Inn』7月22日配信へ。全キャラ“手縫い”で描かれる、「スタジオジブリ」リスペクトの中世ファンタジー
Attu Gamesは6月10日、『Scarlet Deer Inn』をSteamにて国内に向けては7月22日に配信開始すると発表した。本作はスラブ民話およびジブリ映画にインスパイアされた2Dアクションゲーム。キャラが実際の刺繍で描かれているのが特徴だ。

デベロッパーのAttu Gamesは6月10日、『Scarlet Deer Inn』を7月21日に配信開始すると発表した。時差の関係で日本での配信は7月22日になるようだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、PS4/PS5/Nintendo Switch版も配信予定だという。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。現在はデモ版が配信中だ。
『Scarlet Deer Inn』は、スラブ民話およびジブリ映画にインスパイアされた2Dアクションゲームだ。舞台となるのは、中世の世界。プレイヤーは二児の母である「エリーゼ」を操作し、不思議で奇妙、そしてどこか不穏な冒険へと踏み出す。英雄叙事詩の主役ではない、ごく普通の女性が思いもよらぬ運命に巻き込まれていくのだ。

本作最大の特徴は、キャラクターグラフィックのすべてが“実際の刺繍”で描かれている点だ。エリーゼはもちろん、家族や兵士、さらには馬やカモといった動物まで、すべて刺繍で表現されている。開発元であるAttu Gamesによると、さまざまなキャンバスや糸を用いてフレームごとのアニメーションを制作し、その後スキャンしてコンピューターに取り込み、Photoshopで調整を加えて完成させたという。刺繍の下準備にはキャラクターごとに数時間を要し、アニメーション制作には通常のデジタル作業の約3倍もの時間をかけているそうだ。なお、ゲーム用にスキャンした刺繍アートワークを収録したアートブックや、ゲーム内BGMを収めたレコードの販売も予定しているとのこと。

本作は2024年8月9日にデモ版が配信開始されると、たちまち注目を集め、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で100件中97%が好評とする「非常に好評」を獲得している。光の表現やアートワーク、伝統楽器で奏でられる民族音楽が高く評価されているほか、牧歌的な雰囲気だけでなく、もの悲しく重厚な物語が描かれる点も支持を集めている。アートスタイルの独自性に加え、中世世界の明暗を描くシナリオ面でも評価されているわけだ

本作の開発を手がけるAttu Gamesは、チェコ共和国出身の夫婦による小規模デベロッパー。同デベロッパーは、デザインやストーリー、マーケティングに至るまで、制作の大半を2人で担ってきたという。また、本作の着想は2014年に生まれ、2019年初頭から本格的に始動。開発中には赤ちゃんの誕生もあり、家族3人で歩んできた末に、7月22日の配信開始が発表されたかたちだ。なおトレイラー内では実際に刺繍でキャラクターを“描きあげる”様子も公開されている。気になった方は視聴してみてはいかがだろうか。
『Scarlet Deer Inn』は7月22日配信予定。対応プラットフォームはPC(Steam)で、PS4/PS5/Nintendo Switch版も後日配信予定だという。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


