スクエニ『クロノ・クロス』リマスター版、批判されたフレームレートの問題などを改善へ。今月配信のアプデにて

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スクウェア・エニックスは2月20日、『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』向けのアップデートを、今月中に配信すると予告した。本作はPC/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One向けに販売中。

『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』は、1999年にPS1向けに発売されたRPG『クロノ・クロス』のリマスター版だ。本作には、ホームワールドとアナザーワールドという並行する世界が存在。主人公のセルジュは、時空を超えて2つの世界を行き来し、多数の仲間たちと出会いながら冒険をおこなう。

そしてリマスターにあたっては、3DモデルのHD化やキャラクターイラストのリファイン、また敵とのエンカウントON/OFF機能・戦闘が楽になるバトル強化機能・オートバトル機能といった便利機能、および背景フィルター機能・画面比率変更機能などが追加された。

本作は2022年4月に発売され、その後公式Twitterアカウントでは、ファンからの質問に回答するクロノクロスクエスチョン企画や、コラボカフェ情報などについて連日投稿されていたが、ここ半年ほどはリツイートを除き活動が途絶えていた。そうしたなか、今回のアップデート配信予告が突然おこなわれた格好だ。

アップデートの内容については、フレームレートの改善や、キャラクター「ツマル」の成長の仕様変更、その他のバグに関するものなど多岐にわたるとのこと。詳細は配信日に発表されるそうだが、本作のプレイヤーにとっては、特にフレームレートの改善は気になるところだろう。

というのも、本作では戦闘時や一部シーンなどでフレームレートが急激に低下する現象が報告されており、そうしたパフォーマンスの問題などによって本作は評価を落としている(関連記事)。Steamのユーザーレビューでは、現時点で全体の59%のみが好評とする「賛否両論」ステータスという状況だ。スクウェア・エニックスは、プレイヤーからのフィードバックを受けてフレームレートの改善に乗り出したものと思われる。発売からやや期間が空いたが、どの程度改善されているのだろうか。

*ゲームの技術的分析でおなじみDigital Foundryが本作を検証。「初代PSよりもパフォーマンスが悪い」と評価していた。


『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One向けに販売中。今月中に配信予定だというアップデートの詳細は、配信日に公式サイトにて公開するとのことである。



※ The English version of this article is available here

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