『Apex Legends』&『タイタンフォール』世界観による『Titanfall Legends』なる作品が開発中止されていたとの報道。シングルプレイが遊べたはずだった


Respawn Entertainmentでは、コードネーム『Titanfall Legends』なるプロジェクトが開発されていたという。今回、同プロジェクトが開発中止になったことが伝えられている。Bloombergが報じている。

『Titanfall 2』


『Apex Legends』はRespawn Entertainmentが開発を担当する基本プレイ無料オンラインFPSゲームだ。同スタジオは過去に『Titanfall』および『Titanfall 2』というFPS作品を手がけており、『Apex Legends』はそれらの作品の世界観を引き継いでいる。

『Titanfall』シリーズでは、プレイヤーは「パイロット」と呼ばれる存在となり、人型戦闘ロボット「タイタン」を駆使。卓越した戦闘力を発揮して、激しい戦闘を切り抜けていく。『Titanfall 2』にはマルチプレイ対戦モードのほか、シングルプレイモードも存在。パイロットのひとりであるジャック・クーパーと、タイタンであるBT-7274による成長と友情の物語が展開された。

Bloombergによれば、コードネーム『Titanfall Legends(TFL)』とされたプロジェクトが進行されていたものの、開発が中止されていたという。同誌は3人の関係者の証言として報道している。同プロジェクトは、『Apex Legends』および『Titanfall』の世界観を共有するシングルプレイゲームになる予定だったという。開発はRespawn Entertainmentが手がけ、ディレクターは当時同スタジオに在籍していたMohammad Alavi氏が務めていたとされる。同氏はスタジオの創設メンバーで、『Titanfall』のシニアデザイナーおよび『Apex Legends』のナラティブリード/ディレクターを務めた人物。なお同氏は2022年1月に同スタジオを退社。現在は未発表のスタジオにおけるスタートアッププロジェクトにてデザインリードを担当しているそうだ。

『Apex Legends』


『Apex Legends』IP関連では昨日2月1日、『Apex Legends Mobile』のサービス終了が告知(関連記事)。またEA作品としては、先行プレイテストが実施されていた『Battlefield』のモバイル版タイトルの開発中止も発表された。

EAは2023会計年度第3四半期報告において、市場の不確実性の高まりを受けて、基礎的収益力を守る措置を講じたと伝えている。ユーザーの体験を重視し、もっともユーザーの反響や成長可能性が見込める分野への投資をおこなっているとのこと。今回の『Titanfall Legends』の開発中止報道や、モバイル向け複数タイトルの開発・サービス終了は、そうした経営判断から進行中のプロジェクトの見直しが図られた結果かもしれない。

『Titanfall』シリーズは高い評価を受け、続編を望むユーザーの声も継続して見られる。また『Apex Legends』も今月2月で4周年を迎える、根強い人気のタイトルといえる。今回『Titanfall Legends』なる作品の開発中止が報じられたものの、今後も『Titanfall』IPを活かした新たなプロジェクトが検討あるいは発表される可能性はあるだろう。