ダンスバトルアクション『亜電』Steamストアページ公開。激闘の少女たちは、踊りで決着をつける

 

国内のゲーム開発者である鷹館氏10月30日、『亜電』のSteamストアページを公開した。本作は、PC(Steam)向けに2023年リリース予定となっている。

『亜電』は、ダンスで敵を倒して世界を救おうとする、ベルトスクロールダンスバトルゲームである。本作の主人公・とあかは、空を割って落ちてきた記憶喪失の少女だ。とあかは、ステージ上にいた少女こばこにダンスを教えられ、その魅力に憑かれる。またとあかは、人々を襲う存在「暴」と対峙する中で、自身の使命を思い出し、世界を救うためダンスで敵と戦おうとする。一方、キャラクターたちの思惑がぶつかりあい、事態は混迷を極めていくのだった。超能力とダンスが入り混じった少女たちの戦いが繰り広げられていく。


とあかは、ステージ上にいる敵や少女たちとダンスで戦う。本作Steamストアページによれば、本作ではシンプルかつ軽快に再構築された、ベルトスクロールボスバトルが展開されるのだという。ボスとして登場する少女たちは、とあかに対して超能力を使った攻撃を仕掛けてくる。とあかは敵の攻撃を避けながら、基本的には体当たりで攻撃。ぶつかることでボスのHPを削っていく。

またボスの体力を十分に削ると、ボスとのダンスが可能になる。ダンスでは、BGMにあわせたリズムQTEが発生。入力を成功させてとあかが最後までダンスを踊り切ることで、相手が爆発するのだという。ボス戦においては、奥行きのあるステージでの戦いを基本に、ダンスでラストを飾るのだろう。また、雑魚敵が待ち受けるスクロールステージでは、とあかは別の形でダンスを展開。ダンスで敵を振り回して別の敵を巻き込むなど、上手くダンスを活用することで有利に立ち回れるようだ。

本作を手がけているのは、国内のゲーム開発者である鷹館氏だ。同氏の過去作としては、STG『AISZplus』やベルトスクロール作品『夢核(YumeCore)』などをリリースしてきた。『夢核』においては、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー135件中96%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。同作では入院中の少女が、夢の中で物事を暴力で解決しようとする姿や、サイケデリックな世界がベルトスクロールアクションとして展開されていた。本作『亜電』においても、個性的なキャラクターたちに期待できそうだ。また鷹館氏は、11月13日に秋葉原UDXで開催されるデジゲー博2022に参加予定。『亜電』の新体験版が,ブースE-22aにてDLカードで頒布されるそうだ。

『亜電』は、PC(Steam)向けに2023年リリース予定となっている。またSteamでは、Steamストアページ公開にあわせて、過去作のセールが実施中。11月7日までの期間、『夢核』および『AISZplus』が、共に30%オフの364円で購入できる。