ロボット変形STG『フォーメーションZ』新作発表。シティコネクションとグランゼーラがタッグ


シティコネクションは10月22日、「Project : FZ(仮称)」を発表した。現時点で確定している対応プラットフォームはPlayStation 4。発表に合わせて、アナウンストレーラーおよびティザーサイトも公開されている。

「Project : FZ(仮称)」は、横スクロールSTG『フォーメーションZ』の新作タイトルである。元となる『フォーメーションZ』は、ジャレコから1984年にリリースされたアーケード向けSTGだ。自機として、飛行形態へ変形可能なロボットが登場。人型ロボットと戦闘機を使い分けるゲームプレイが繰り広げられていたのだという。また、1985年にはファミリーコンピューター向けに移植されるなど、これまでにいくつかの移植版も存在している。

【UPDATE 2022/10/22 20:15】
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本作「Project : FZ(仮称)」は、ジャレコのIPを保有するシティコネクションとグランゼーラによる共同プロジェクトだ。『フォーメーションZ』の新作タイトルとして開発されており、ロボット形態と戦闘機形態の使い分けや操作感を継承。グラフィックやサウンドはパワーアップしつつ、戦慄のバトルフォーメーションが蘇るのだという。

本作が発表されたステージイベント「シュー大祭出張版inぜんため」の放送によれば、本作の開発経緯には『R-TYPE FINAL2』が関わっているようだ。放送内でグランゼーラの九条一馬氏が語っている。同氏によるとグランゼーラでは、2021年4月の『R-TYPE FINAL2』発売後も追加のステージが作り続けられているが、そうした中であるアイデアが出てきたのだという。最初はアイデアを『R-TYPE FINAL2』へ取り入れようとしていたが、どうにもうまくはまらない。思案の結果『フォーメーションZ』なら一番アイデアにあうのではないかと白羽の矢が立てられ、シティコネクションとの共同プロジェクトが始まったそうだ。

また九条氏によると、現在本作の開発状況は25%ほど。複数の変形可能なロボットが登場するほか、ロボットのカラーカスタマイズ機能も用意されているようだ。

Project : FZ(仮称)」はグランゼーラとシティコネクションにより、PlayStation 4を含むプラットフォームに向けて開発中だ。「シュー大祭出張版inぜんため」では、開発中のバージョンを使ったデモプレイなども公開されている。