サバイバルホラー『The Callisto Protocol』開発元、唐突に60fpsでプレイ可能とアピール。突然の宣言の背景とは

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KRAFTON傘下のデベロッパーStriking Distance Studiosが手がけるサバイバルホラーゲーム『The Callisto Protocol』の公式Twitterアカウントは10月19日、本作の発売日を改めて伝えると共に、本作には60fpsにて動作するパフォーマンスモードが搭載されることを明らかにした。


『The Callisto Protocol』は、いまから300年後の木星の衛星カリストを舞台にするサバイバルホラーゲームだ。カリストに存在する凶悪犯罪者専用施設ブラックアイアンプリズンでは、囚人たちがクリーチャーへと姿を変え大混乱に陥っている。主人公のジェイコブ・リーは、カリストの地下に潜む暗く不穏な謎を解き明かし、この場所から脱出することを目指す。

本作にてプレイヤーは、近接戦闘と射撃を組み合わせて残忍なクリーチャーと対峙。敵の手足を切断して自由を奪うなど、グロテスクかつクリエイティブな戦略が重要になるという。なお本作の開発は、『Dead Space』シリーズなどを手がけたGlen Schofield氏が率いており、本作は同シリーズの精神的後継作としても大きな注目を集めている。

そして今回の発表によると、本作にはパフォーマンスモードが搭載されるという。パフォーマンスモードとは、フレームレートの高さを優先して描画するモードのこと。PCゲームではユーザー自身で柔軟に設定できるため、おそらくコンソール版に搭載されるということだろう。パフォーマンスモードは、近年コンソール向けゲームに導入される例が増えており、画質/解像度を優先するモードと切り替えられることが一般的。本作のパフォーマンスモードでは、60fpsにて動作するとのこと。


『The Callisto Protocol』が60fpsでプレイ可能というのは、本作に期待を寄せるファンにとって嬉しい情報だろう。ただ、今回の発表の仕方はやや唐突感がある。もっというと、今このタイミングであえて発表することを狙ったものと受け取れる。というのも最近、60fpsでプレイできない作品の情報が相次いで明らかになり、ファンの落胆を誘っていた。具体的には、『ゴッサム・ナイツ』と『A Plague Tale: Requiem』のコンソール版のことである。

『ゴッサム・ナイツ』のコンソール版は、PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。エグゼクティブプロデューサーのFleur Marty氏によると、本作のコンソール版にはパフォーマンスモードなどは搭載されず、30fpsで動作するという。本作のように自由度の高い協力プレイ体験をオープンワールドにて提供する場合、解像度を下げればフレームレートが上がるという単純な仕組みではないことが理由とのこと(Eurogamer)。

一方発売済みの『A Plague Tale: Requiem』は、YouTuberのElAnalistaDeBitsによる解析によって、そのパフォーマンスの詳細が明らかに(以下の動画)。それによると、本作のPS5/Xbox Series X|S版は30fps(解像度は1440p)にて動作し、リフレッシュレート120Hzのテレビに接続した場合は40fpsまで上がるそうだ。本作にもパフォーマンスモードなどは搭載されていない。


『ゴッサム・ナイツ』も『A Plague Tale: Requiem』も、PS4/Xbox One世代へのリリースを見送りPS5/Xbox Series X|S向けに絞ったことで、より高いパフォーマンスで動作することが期待されていた。そのため、こうした結果には落胆するファンが多く、またメディアでも大きく報じられることとなった。

これらの3作品はゲームスタイルがそれぞれ異なるため、60fpsで動作するから『The Callisto Protocol』が優れている、といった単純な話ではない。ただ今回の発表は、にわかに話題になっているトピックに便乗に便乗した格好。おそらく、同作の開発元Striking Distance Studiosも狙ってやっていたものと考えられ、結果として注目を集めているようだ。。

『The Callisto Protocol』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに12月2日発売予定だ。

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国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。