『Apex Legends』新レジェンド・ヴァンテージの走り方がやたらシュールだと話題。しかしよく考えれば納得な設定


Apex Legends』シーズン14では、新たなレジェンドとしてヴァンテージが参戦。本日8月5日には、彼女を紹介するキャラクタートレイラーが公開された。そのなかでの彼女のとあるアニメーションが注目され、ユーザーの話題を呼んでいるようだ。

『Apex Legends』においては、レジェンドたちにはそれぞれ固有のアニメーションが用意されている。たとえば、オクタンであれば大げさすぎるモーションでバタバタと走っていたり、ジブラルタルであればどっしりと構えて悠々と振る舞っていたり。PC/コンソール版でのゲームプレイは、基本的に一人称視点で展開される。ため自分の動きは確認できないものの、部隊の仲間や敵の動きからその動きを見ることはできる。レジェンドによるアニメーションの違いは、彼らの個性を引き立てている要素のひとつといえる。

シーズン14にて参戦するヴァンテージについても、アニメーションは専用のものが用意されるようだ。公開されたトレイラーからもその様子が確認できる。一方で、トレイラーでのヴァンテージの動きに違和感を覚えたユーザーが、海外掲示板Redditにクリップを投稿している。

Redditに投稿されたのは、トレイラーからヴァンテージが走るシーンを切り抜いた動画だ。スナイパーライフルを担いで走るヴァンテージ。肩を大きく揺さぶりながら脚を大きく上げ、せっせと走っている。彼女の人物像は、スナイパーライフルの扱いに長けたサバイバルの達人として設定されている。一方で、やや慌ただしくコミカルな走り方からは、そうした熟練のスナイパーらしさはあまり感じられない気もする。設定からクールな印象を受けていたユーザーからすれば、たしかにイメージとの違いが生まれそうな走り方といえるかもしれない。

一方で、スレッド内のユーザーたちはもっと走り方がユニークなレジェンドがすでに存在することを指摘。銃を振り回して走るオクタンや、銃を大事に抱きかかえて走るワットソンなどが例に挙げられている。たしかに彼らは、ヴァンテージ以上にコミカルな走り方である。

また、ヴァンテージの走り方の理由を予想して、納得しているユーザーも多い様子だ。あるユーザーは、子供らしさの残る走り方が意図されているのではないかとの見解を示している。というのも、彼女は設定上18歳。レジェンドのなかでは最年少の人物だ。さらにほかのユーザーは、彼女が氷の惑星パゴス出身であることを指摘。雪の中での生活から、足を上げて走るのが癖になっているのではないかと予想している。また、銃器を胸の高さにキープする走り方は、バランスを取りやすいため現実的であるとのコメントもあった。


トレイラーで明らかとなったヴァンテージの走り方は、ユーザーのさまざまな想像をかきたてているようだ。人物像を背景としたユーザーの見解が、開発者の意図どおりという可能性もあるだろう。シーズン14では、ヴァンテージの設定を念頭に置きつつ、アニメーションに注目してみるのもいいかもしれない。