「カプコンのSteamでの売上が激増した」との報告。積極的なPC向け展開が奏功

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カプコンのSteam経由の売上高が、大幅に増加しているようだ。同社の積極的なPC向け展開が功を奏しているとみられる。国内メディアgamebizが報告している。

2022年3月期の業績において、Steam経由の売上が前期比62.5%増の172億2100万円と大きく伸びているという。これは同社の全体売上に対して15.6%の割合を占めるそうだ。

カプコンは近年、自社タイトルのPC(Steam)向け展開に積極的。『バイオハザード』シリーズ新作や過去作のリリースを始めとして、『デビル メイ クライ』『モンスターハンター』『ストリートファイター』などの人気IP作品をリリース。そうした作品群はSteamでの接続者数やユーザーレビューも好調な傾向だ。カプコンの説明会資料(PDFリンク)によれば、現在237か国・地域にて353タイトルが展開され、売上に貢献しているという。同社は今後もPCプラットフォームを重視していく方針とのこと。


同社は現在、『エグゾプライマル』『バイオハザード RE:4』『ストリートファイター6』などの新作も開発中。そして本日にはモンスターハンターライズ:サンブレイク』が配信開始される。いずれもコンソール版のほか、Steam向けにも配信予定だ。国内ゲームメーカーのPC向け展開は珍しくなくなった昨今でも、カプコンの積極性はPCゲーム市場で際立つ存在感を放っている。

なお、カプコンは現在SteamにてCapcom Summer Saleを開催中だ。



※ The English version of this article is available here

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