PS4/PS5/Switch『アリス・ギア・アイギスCS』では、1人用のモードも搭載。22人分の個別ストーリーも存在する3D対戦アクション


MAGES.は5月14日、『アリス・ギア・アイギスCS ~コンチェルト オブ シミュラトリックス~(以下、アリス・ギア・アイギスCS)』の最新情報を公開した。本作には対戦以外に、キャラクターごとのストーリーモードが搭載。アプリ版とは異なり、専用ギアが誰でも装備可能になっているそうだ。

『アリス・ギア・アイギスCS』は、スマートフォン向け3DアクションSTG『アリス・ギア・アイギス』の、コンソール向け3D対戦アクションゲームである。本作の舞台では、21世紀末に謎の機械生命体ヴァイスが現れ、人類は地球からの脱出を余儀なくされていた。ヴァイスの驚異から逃れ銀河をさまよう中、全能人工知能ALICEがエミッションを発見。アクトレスと呼ばれる、エミッション能力を持つ少女たちにより戦況が一変し、平穏が訪れる。『アリス・ギア・アイギス』本編では、成子坂製作所に所属する隊長の視点から、アクトレスとヴァイスの戦いが描かれている。

コンソール版となる『アリス・ギア・アイギスCS』では、監督官庁AEGiSから届いた実証実験への協力要請に従い、模擬戦闘シミュレーションシステム「CS」を使用したアクトレス同士の戦いが展開。アクトレスたちは、何らかのトーナメントに参加することになるようだ。1人用のストーリーモードでは、選択したアクトレスごとのストーリーが展開される。マップ上に配置された六角形のマスを選ぶことで、1対1の個人戦闘やグループ戦闘などが発生。アクセサリーなど、アイテムがもらえるマスもあるという。1キャラクターあたりのプレイ時間は2時間程。ストーリーはフルボイスとなっており、本作のオリジナルストーリーが描かれる。


戦闘では、プレイヤーがアクトレスを操作し、3Dで表現されたステージ上で戦いを繰り広げる。システムとしては、射撃の誘導を切るのに使えるロールステップや任意の上下移動、ガードや控えに回ると回復できる赤ゲージなどが存在している。ギアにはチャージ攻撃なども搭載されており、チャージによって性質の異なる攻撃が展開可能。フィールド上に展開した攻撃で相手の動きを制限して追い詰めるなど、状況のコントロールも重要になるそうだ。対戦モードとしては1対1、キャラクターを交代しながら戦う3対3、全員が敵同士のバトルロイヤルなどが導入。最大6人のマルチプレイに対応している。


また要素としては、本作には200種類以上のギアと100種類以上のコスチューム・アクセサリーが用意されている。アクトレスたちはアプリ版同様、ショットギア(射撃装備)/クロスギア(近接装備)/トップスギア/ボトムスギアの4種類のギアを装備しており、それぞれカスタマイズできる。またアプリ版では、各アクトレスの専用ギアはそのキャラクターでしか装備できなかったが、本作では汎用ギアとしてほかのキャラクターでも装備可能。一部のギアではペイント機能に対応し、アクトレスを好みのパーツとカラーにカスタマイズできる。ペイント関連では、各アクトレスのカラーを一括で適用する機能や、カスタマイズしたカラーの保存機能も用意されている。

アリス・ギア・アイギスCS』は、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch向けに9月8日発売予定。通常版は税込8580円、ダウンロード版は税込7480円。限定版は2万5080円で、メガミデバイス「吾妻 楓/明鏡止水CS」やメガミデバイス「兼志谷 シタラ/バーラタCS」などが付属。各販売店では、店舗特典も用意されている。また『アリス・ギア・アイギス』はiOS/Android向けに配信中だ。