ゴシック影絵アクション『Eyes in the Dark』発表、7月15日に発売へ。日本語にも対応し、暗闇に潜む怪奇に挑む 


Gearbox Publishingは4月22日、横スクロールアクション『Eyes in the Dark』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。リリース日は7月15日予定だ。Steamのストアページによれば、本作は日本語表示に対応する。 
 

 
『Eyes in the Dark』は、暗闇に包まれた屋敷を探索する横スクロールアクションゲームだ。本作の主人公は、ヴィクトリア・ブルームという名前の少女。彼女は懐中電灯を手にブルーム家の屋敷を支配する闇をはらい、祖父のヴィクターおじいちゃんを助けることを目指す。 

ブルーム家の屋敷は、プレイするたびに変化し続けるという。プレイヤーが奥深くまで探索するほど、より巨大で危険な敵が現れるそうだ。新しいエリアには強力な恩恵も待っているものの、恩恵の強化と対応する弱点も選び取らなくてはならないという。パワーと難易度双方のバランスをとる必要があるようだ。 

屋敷のなかには、影のような姿をした異形のモンスターたちがはびこっている。こうした敵に対し、ヴィクトリアは懐中電灯とスリングショット(パチンコ)で対抗することになるようだ。さらに、新しいアイテムを見つけることで戦い方がパワーアップしたり、遊び方ががらりと変わったりするとのこと。新たなガジェットや武器のモジュール、アップグレードなどを集めて、周回をまたぐ戦いに備えるのだ。 
 

 
屋敷には、強力で巨大なガーディアンなる存在が待ち構えている。屋敷を取り戻すには、こうした存在に対峙することが不可欠だ。クエストを達成することで、ヴィクトリアの風変りな家族にまつわる秘密が明かされるという。そして、奇妙なガジェットや仕掛けが利用できるようになり、行く先の助けとなってくれるようだ。 

探索要素も本作の醍醐味の一つ。新しいアイテムを見つけ、それらの効果を組み合わせることで、予想だにしない相乗効果が生まれることもあるそうだ。マッチを敵に投げつけて燃やしたり、連鎖する電撃で敵に攻撃したりすることもできる。また懐中電灯のアップグレードもさまざまな特性があり、ダメージを増やしたり、距離を伸ばしたりといった選択も可能だ。ガジェットについても、二段ジャンプを可能としたり、時間をスローにしたりといった能力が存在。ヴィクトリアは多彩な戦い方ができるようだ。 

本作の開発を手がけるUnder the Stairsは、クロアチアに拠点をおき、7人のスタッフからなるスタジオだ。『Eyes in the Dark』は当初、2014年のゲームジャム作品で入賞。2017年よりスタジオを設立し本格的に開発に着手した。ときにリモートワークの困難や、クロアチア・ザグレブにおける地震の被害に遭いもしたものの、紆余曲折を経てGearbox Publishingとのパブリッシング契約に至ったようだ。 
 

 
『Eyes in the Dark』は7月15日、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けにリリース予定だ。