『ポケモンGO』の新課金アイテムは、ユーザーによって“値段が違う”。ルアーモジュールボックスの価格が賛否両論、公式も反応

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Nianticは『ポケモンGO』ゲーム内ショップにて「ルアーモジュールボックス」の販売を開始した。その販売価格について、ユーザーの混乱を招いているようだ。ルアーモジュールとは、ポケストップで使用することができるアイテムのこと。使うと、しばらくの間そのポケストップにポケモンが寄ってくる。効果は通常30分間で、効果は近くにいるトレーナーのマップ上でも反映される。自分や他人がポケモンを捕まえやすくなるというわけだ。 

ルアーモジュールはリサーチタスクやレベルアップなどで獲得できるほか、ゲーム内ショップより購入することが可能。いくつかの種類も存在し、みずタイプやこおりタイプなどのポケモンを引き寄せる「アイスルアーモジュール」、むしタイプ、くさタイプなどのポケモンを引き寄せる「ハーブルアーモジュール」などが存在。そして、こうした複数のモジュールをまとめて購入できるのが「ルアーモジュールボックス」だ。異なる種類のルアーモジュール4種がセットになって販売されている。 

しかし、このルアーモジュールボックスの販売価格について、奇妙な現象が確認されている。実は、ユーザーごとに同アイテムの販売価格が異なっているというのだ。人によって、底値は350ポケコインから、最高で700ポケコイン程度までの幅が報告されている(なお、100ポケコイン=120円)。こうした差はユーザー間に混乱をもたらし、不安が寄せられることとなった。 
 

 
そうした状況を受けて、ユーザーの一部はNianticに直接本件を問い合わせたようだ。その返答が公式サポートから寄せられている。英語版サポートによれば、こうした価格差がついているのは、テストの一環であるとのこと。価格設定やアイテムバンドルを改善するために試験的に実施されているそうで、ユーザー間に見られる価格差は意図的なものであるようだ。英語版サポートはユーザーの混乱について把握しており、今後透明性とコミュニケーションを向上していきたいとしている。 

同問題については、日本語版サポートからも反応があり、「新機能のテストとゲームプレイの改善の取り組み」の影響であるとしている。「一部のプレイヤーの方が他のプレイヤーとは少し異なるゲームプレイ体験をする場合」があるとのことで、10月に告知された『ポケモンGO』における新機能テストの案内へ誘導している。10月の告知では直接アイテムの販売価格差について言及されてはいなかったものの、ユーザーによって価格が異なるのはあくまで新機能の一環であるというスタンスのようだ。 
 

 
それでは、こうした価格差はどのように定められているのだろうか。同じレイドグループ内であっても価格差が生じていることから、地域による違いはないと見てよさそうだ。海外掲示板Redditのレスなどから推測できるのは、「これまでの課金額」による違いだ。おおむね、これまで課金した価格が高いほどルアーモジュールボックスが安くなり、課金したことがないユーザーはルアーモジュールボックスが高くなる傾向があるようである。実際、弊誌編集部内のスタッフにおいても、まったく課金したことのないアカウントでは700ポケコイン、若干課金したことのあるアカウントでは600ポケコインという価格設定であることがわかった。ユーザーの課金状況により価格が変動しているという可能性はありそうだ。 

その是非はさておくとして、Nianticとしては試験的に価格調整し、ユーザーにとって適切な設定を探っていきたいのだろう。しかし今回の施策については事前の告知が十分だったとはいえず、さらに課金要素が絡む問題であることから、ユーザーに不安を与えてしまったようだ。今後Nianticがトレーナーたちの理解を得ることができるか、動向が気になるところである。 

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