剣戟3Dアクション『蛮勇戦域バルバリオン』新ゲームプレイ映像公開。通しで確認する、アニメチャンバラ

 

個人デベロッパーPOLYGONOMICONは11月21日、『蛮勇戦域バルバリオン』の新映像を公開した。『蛮勇戦域バルバリオン』はデジゲー博2021に出展されており、同イベント向けビルドの追加ミッションをプレイする様子が映し出されている。なお音声も含めて、すべてが開発中のものとのことである。


『蛮勇戦域バルバリオン』は、剣戟アクションゲームだ。「アニメのチャンバラを操作できる」作品を目指して開発しているという。格闘ゲームのような駆け引きとアクションゲームのようなバトルバリエーションの両立を目指しているそうだ。プレイヤーは、オーク、男女の戦士、毛皮を身に纏った少女など、野性味溢れるキャラクターたちを操作。1対1の決闘から多対多の戦闘まで、さまざまなシチュエーションのバトルへと参加する。

多彩な近接攻撃や、ガード、ジャンプ、回避行動を用いて熾烈な戦いを繰り広げる。キャラクターたちには、ライフ/スタミナ/マナの概念が導入されている。ライフは体力。スタミナは、行動や回避によって増減し、スタミナの状況によって有利不利が変動。マナは、必殺技の発動に使う。また敵への攻撃や、直前での回避に成功すると得られる。爽快なアクションを繰り出すだけでなく、コスト管理を意識する側面もあるわけだ。


今回公開されたゲームプレイでは、フィールド移動から会話演出、そして戦闘シーンが収録されている。主人公のひとりのマキシが、多勢の敵を相手に機敏な動きと激しい剣戟を繰り出す。傭兵たちを倒した後はシア=カーンと鍔迫合っている。カートゥーン調のグラフィックだけでなく、なめらかなアニメーションやダイナミックなカメラワーク、派手なエフェクトなど、本作のポテンシャルの高さをうかがわせるトレイラーになっているだろう。

『蛮勇戦域バルバリオン』の映像はこれまでいろいろと出ていたが、通しでのゲームプレイ映像公開は初となる。順調に開発が進んでいることをうかがわせる。本作は、某ゲーム会社に務める3DCGアーティストがUnityを使って個人開発中とのこと。一人用モードのほか、ローカルマルチプレイが実装予定だ。オンラインマルチプレイについては、いつかは実装したいものの、まず根幹の部分の開発に集中するとしている。デジゲー博での評判も上々の同作。続報の公開が楽しみである。

蛮勇戦域バルバリオン』は、Steam向けに発売予定だ。




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国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)