まったり絵画制作パズルADV『Behind the Frame ~とっておきの景色を~』PC/モバイル向け8月25日発売へ。ジブリ作品から発想を得たセル画風

 

Akupara GamesとAkatsuki Taiwanは7月29日、絵画制作と謎解きを行き来して進める癒やし系パズルアドベンチャーゲーム『Behind the Frame ~とっておきの景色を~』を、8月25日に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)/iOS/Androidで、日本語に対応する。価格は、iOS版が610円(税込)。Steam版およびAndroid版については、本稿執筆時点ではストアに表示されていない。開発を手がけるのは、台湾のゲームスタジオSilver Lining Studioである。

Steamストアでは現在、本編チャプター1が体験版として配信中だ。また、8月24日までにiOS版かAndroid版を予約購入することで、限定スタンプとスマホ壁紙を入手できるキャンペーンもおこなわれている。

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『Behind the Frame ~とっておきの景色を~』は、物語に重きを置いたパズルアドベンチャーゲーム。主人公である画家の女性が、「一番の作品」を作り上げるまでの物語を追体験するゲームだという。「一番の作品」の完成を目指す絵画制作パートと、制作を進めるためのアイテムが得られる謎解きパートを行き来して、ストーリーが進んでいく。なお、開発チームによると、セル画風のあたたかみのあるビジュアル表現は、宮崎駿監督やスタジオジブリ作品から影響を受けて開発が進められたのだという。


本作の主人公である女性は、夢を追う画家。ギャラリーに提出するための「一番の作品」を制作中だ。窓側の向かいの家には、無口で絵が上手いおじいさんと、おじいさんのペットの猫が住んでいる。挨拶をしても返事を返してくれないほど無愛想なおじいさんだが、窓から見える部屋の絵画のなかには、主人公にとってどこか見覚えがある作品も。主人公が感じる、知らないはずの懐かしさや不思議な偶然は、「一番の作品」の制作に関わっていくようだ。


絵画制作パートでは、主人公のノートに描かれたラフスケッチに沿って、塗り絵をするように、わかりやすくシンプルな手順で進めることができる。絵を描くことに自信がない方でも、リラックスして楽しめるだろう。謎解きパートでは、360度見回せるパノラマ表現で描かれる美しい風景の中に、スケッチの題材やパズルが隠れている。スケッチやパズルによって、絵画制作を進めるための新たなアイデアや新しい色の絵の具を手に入れることができる。また、絵画制作の息抜きとしてコーヒーや音楽を楽しむシーンなども、あたたかく繊細なアニメーションで表現される。

操作方法は直感的で、ポイントアンドクリック型のシステムに、ドラッグ操作を足したような形式だ。ドラッグ操作は、筆や鉛筆を所持する場面では「描く、色を塗る」といった動作に。探索中は、パノラマ風景を見回すための「カメラの移動」となる。


『Behind the Frame ~とっておきの景色を~』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに、8月25日発売。日本語に対応する。価格は、iOS版が610円(税込)、Steam版およびAndroid版は未定。なお、Steamでは現在、本編チャプター1が体験版として配信中だ。また、iOS版かAndroid版を8月24日までに予約購入することで、限定スタンプとスマホ壁紙を入手できるキャンペーンもおこなわれている。