『ウィッチャー:モンスタースレイヤー』モバイル向けに7月21日配信へ。AR機能を駆使し、新米ウィッチャーとして怪物退治

 

CD Projektの傘下スタジオSpokkoは7月2日、『ウィッチャー:モンスタースレイヤー』を7月21日に配信すると発表した。本作は『ウィッチャー』シリーズの世界を題材にしたAR(拡張現実)RPG。対応プラットフォームはiOS/Androidで、基本プレイ無料となる。 
 

https://www.youtube.com/watch?v=Hj_sRbBiDHY

 
『ウィッチャー:モンスタースレイヤー』は、位置情報を利用し、『ウィッチャー』の世界に登場する怪物たちと戦うAR RPG。舞台となるのは、ゲーム版『ウィッチャー』の世界よりも前の時代。怪物たちが闊歩する大陸では、怪物退治を生業とするウィッチャーの存在が求められている。プレイヤーは訓練を受けたばかりの新人ウィッチャー。位置情報を利用したゲームプレイやAR機能を利用し、周辺に潜む血に飢えた怪物たちを退治していくのだ。 

本作はシングルプレイ主体のARゲームとなっており、プレイヤーはクエスト形式にてマップ上に点在するスポーンポイントを巡り、怪物たちを倒していく。ショップなどではアイテムを入手でき、プレイヤーの周りにランダムに怪物を呼び出したり、プレイヤーの攻撃範囲を拡大したりといった効果をもつものなどが存在するという。またフレンド登録をしたプレイヤーにアイテムを贈ることで、オンラインにて怪物退治を助け合うこともできるようだ。 
 

 

 
怪物については『ウィッチャー』の世界からさまざまな種族のクリーチャーたちが登場する。今回公開されたトレイラーや公式サイト上では、ドラウナーやペニテント、レーシェンなどの姿を確認できる。そうした怪物たちとの戦闘においては時間帯や天候のほか、ウィッチャーとしての知識の利用が重要になるという。また、キャラクター育成システム、ポーションやオイルの醸造、爆弾の作成要素なども存在し、RPG要素の濃いARゲームとなるようだ。 

『ウィッチャー:モンスタースレイヤー』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料で7月21日配信予定。現在Google Playストアでは事前登録の受付が開始されている。事前登録をすると、特典として「ケィア・モルヘンの鋼の剣」(怪物を倒す際に得られる経験値が10%増加するアイテム)がゲーム開始時にインベントリに追加されるようだ。 

なお、7月10日にはゲーム版『ウィッチャー』シリーズとNetflixによるドラマ版「ウィッチャー」が一堂に会するオンラインイベント「WitcherCon(ウィッチャーコン)」が開催される。こちらは日本時間の午前2時と午前10時の2回に分けて、TwitchとYouTubeにて配信予定。ファンの方はこちらも要チェックだ(関連記事)。