ディストピア・アクション『REPLACED』発表、2022年発売へ。人の身体に囚われたAIが、退廃した街で戦う

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パブリッシャーのCoatsinkは6月14日、Sad Cat Studiosが手がけるアクションゲーム『REPLACED』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、2022年発売予定。サブスクリプションサービスXbox Game Pass向けにも、発売日から提供される。
 

 
『REPLACED』は、1980年代をモチーフにした架空の世界に存在する、Phoenix-Cityという街を舞台にする2.5Dアクションゲームだ。主人公は、自らの意思に反して人間の身体に囚われた、AIのR.E.A.C.H。彼は、Phoenix-Cityに隠された謎を追いながら、人間らしさとはどのようなことかを学ぶ。

Phoenix-Cityでは40年前に核爆発が発生し、街は荒廃。その後、Phoenix Corpという大企業による支配が進み、貧富の格差が拡大していく。その結果、貧しい市民が行方不明になる事件が多発する。富裕層のために臓器提供させられているのだ。そして“余ったドナー”は、街に築かれた壁の外にある“廃棄エリア”に押し込められた。そうした社会システムの運営のために開発されたAIの、最初のプロトタイプがR.E.A.C.Hである。
 

 
本作は、2Dのドット絵を3D空間に貼り込んだ2.5Dスタイルを採用。プレイヤーはR.E.A.C.Hとなり、退廃的な世界観のPhoenix-Cityを横スクロールにて進んでいく。公開されたトレイラーでは、寂れた町の一角や、同じ衣装に身を包む集団がたむろするガレージ、あるいはかつて豪華なホテルだったであろう建物などが登場。建物の外壁を登ったり、電車の屋根を進んだりする場面も確認できる。

注目は、敵とのバトルシーンだろう。上述のガレージでは、鈍器を振り回すゴロツキをさらりとかわし、後ろ手にしてダウンさせてから、悠々と銃弾を撃ち込んでいる。またホテルでは、左右から次々に現れる敵に対し、近接武器や銃で応戦。敵の近接攻撃を素手で受け止めて反撃したり、敵が持つ盾に飛び乗り、背後へとひらりとジャンプしたりする様子もみられる。非常にスムーズなアニメーションで描画されており、そうした流れるようなアクションは本作の特徴のひとつだそうだ。
 

 
『REPLACED』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2022年発売予定だ。Xbox Game Pass向けにも提供される。

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