『Battlefield 2042』ゲームプレイ映像公開。砂嵐に飲み込まれた都市での64対64大規模バトル、新要素もチラ見せ

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Electronic Artsは6月14日、『Battlefield 2042』のゲームプレイトレイラーを公開した。マイクロソフトのイベント「Xbox & Bethesda Games Showcase」のなかで披露された最新映像である。


『Battlefield 2042』は、EA傘下のDICEが手がけるFPS『Battlefield(バトルフィールド)』シリーズの最新作だ。人類史上最悪の難民危機に陥っている2042年の世界を舞台に、属する国をもたない兵士たちが、アメリカとロシアの全面戦争に参加する。本作は、キャンペーンモードを収録しないオンラインマルチプレイ専用タイトルであり、PC/PS5/Xbox Series X|S版においては最大128人対戦に対応(PS4/Xbox One版は最大64人)。プレイヤーは、かつてないスケールの戦場を体験することとなる。

今回公開されたゲームプレイトレイラーは、プレアルファ版での128人対戦の模様を収録。ゲームモードはコンクエストのようだ。主に紹介されているマップは、カタール・ドーハをモチーフにした「アワーグラス」。砂漠のすぐ側に高層ビルが建ち並ぶ都市が存在し、街には流砂が入り込んでいる。また、このマップは大規模な砂嵐が発生することも特徴である。


映像冒頭では、プレイヤーはヘリに乗って砂漠から市街地方面へ侵攻。そのあと、グラップリングフックを使ってクレーンに飛び移る姿が確認できる。本作では、独自の専門技能と特性をもつスペシャリスト10人からキャラクターを選択してプレイする。グラップリングフックは、突撃兵「ウェブスター・マケイ」の専門技能だ。低い建物なら地上から屋上まで一気に登ることもできるため、ほかのキャラクターとは異なる立ち回りが可能となる。

次のシーンでは、空中投下された戦車に乗って激しい戦いを展開。本作には多数の種類の車両が登場し、プレイヤーはタブレットを使って、あらゆる車両をいつでも呼び出すことが可能だという。映像の空中投下は、おそらくその場面だろう。また、ビル内のエレベーターでは、銃の照準器・弾倉・フォアグリップを付け替えている。これは「Plus System」と呼ばれるシステムだ。戦場でリアルタイムに武器をカスタマイズでき、状況に応じて即座に対応できる。


砂嵐に飲み込まれ一帯が薄暗くなった街では、あらゆる場所で戦闘が発生。ジップラインを使いビルからビルへと移動したり、屋上から飛び降りてウイングスーツで滑空したりする様子がみられる。そして映像の最後では、巨大な竜巻が街を襲う。

この巨大竜巻も本作の新要素のひとつだ。なお、アワーグラスマップの固有イベントではない模様。巨大竜巻は、周囲のプレイヤーや車両、航空機までもを引きずり込んで空へと舞い上げてしまう。発生条件など詳細はまだ分からないが、両陣営が展開中の戦闘やその戦略などに、大きな影響を及ぼす存在となりそうだ。

『Battlefield 2042』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Origin)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、10月22日発売予定。予約購入者は、今後実施されるオープンベータテストへの早期アクセスが可能だ。

またEAは、米国時間7月22日にオンラインイベント「EA Play Live」を開催予定。ここでは本作のさらなる情報が公開されるとのことである(関連記事)。

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