バトルフィールド最新作『Battlefield 2042』ついに正式発表、10月22日発売へ。最大128人対戦のマルチプレイ専用タイトルに

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Electronic Artsは6月10日、『Battlefield 2042』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Origin)/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、10月22日発売予定。

本作は、EA傘下のDICEが中心になって手がけるFPS『Battlefield(バトルフィールド)』シリーズの最新作だ。PC/PS5/Xbox Series X|S版において最大128人でのオンライン対戦に対応する、マルチプレイ専用タイトルである(PS4/Xbox One版は最大64人対応)。シングルプレイのキャンペーンモードは収録されない。


『Battlefield 2042』の舞台となるのは、食料やエネルギー、清潔な水の不足により何十もの国家が崩壊し、人類史上最悪の難民危機に陥っている2042年の世界。帰る国も指導者もいない人々はNo-Pats(Non-Patriated)と呼ばれ、中には兵士も含まれる。そんな危機のさなか、アメリカとロシアは世界中を巻き込む全面戦争に突入。No-Patsの兵士たちもそれぞれの陣営に加わり参戦するが、彼らは与する国のためではなく、属する国のない者たちの未来のために戦う。

本作では、スペシャリストと呼ばれるNo-Patsのキャラクターから選択してプレイする。いわゆるクラス制ともいえるが、それぞれに専門技能と特性が存在することが特徴だ。ローンチ時点では10種類のスペシャリストが用意される予定で、今回その内の4種類が公開された。

ウェブスター・マケイ/マリア・ファルック
ピョートル・ガスコヴィスキィ/ウィカス・ヴァン・デール


スペシャリストの「ウェブスター・マケイ 」は、兵科(クラス)としては突撃兵にあたるキャラクターだ。専門技能として「グラップリングフック」を持っており、建物の屋上などに一気に登ることができる。そして「瞬発力」という特性により、ADS中やジップライン利用時にはアジリティが上昇する。

「マリア・ファルック」は、援護兵のキャラクター。専門技能の「S21 Syrette Pistol」でダウン・負傷したチームメイトを撃てば、離れた場所から蘇生・治療できる。ダウンした味方を直接ケアした場合は、特性「軍医」により体力満タンで蘇生させられる。

工兵である「ピョートル・ガスコヴィスキィ(コードネーム:ボリス)」は、周囲の敵を自動的にスポットしてくれる専門技能「SG-36 Sentry Gun」を設置可能。また、タレットの側にいる際にその性能を高める、「Sentry Operator」という特性をもつ。

そして斥候兵の「ウィカス・ヴァン・デール(コードネーム:キャスパー)」は、「OV-P 偵察型ドローン」を専門技能として保有。敵の電子機器を混乱させる機能も備わっている。特性は、接近する敵を察知できる「動作感知」である。

なお、専門技能や特性以外のロードアウトについては、プレイヤーの好みに合わせてフルカスタマイズ可能だ。各スペシャリストは、あらゆる銃を装備できる。さらに、本作では銃のアタッチメントなどをプレイ中に変更できる「Plus System」が用意される。たとえばサイレンサーの装着や、照準器の変更、弾薬の変更などを、銃にオーバーレイ表示されるメニューからおこなえる。『Crysis』シリーズの武器カスタマイズシステムに似ているといえそうだ。


『Battlefield 2042』では、こうしたスペシャリストとして参戦する、3種類のマルチプレイ体験が用意される。ひとつは「全面戦争」。最大128人のプレイヤー、つまり最大64対64で戦う大規模対戦が特徴となる。シリーズ最大級のマップが用意され、ゲームモードとしてはおなじみの「コンクエスト」と「ブレイクスルー」を楽しめる。Botを交えて対戦することも可能だそうだ。

ふたつ目は「ハザードゾーン」。詳細はまだ明かされていないが、開発元DICEらしい現代的なマルチプレイ体験を楽しめる、分隊ベースのまったく新しいゲームプレイになるという。ちなみに、バトルロイヤルモードではないと明言されている。

もうひとつのマルチプレイ体験についても詳細は不明。名称も明かされていない。ただ、Respawn Entertainmentの共同設立者・CEOのVince Zampella氏がトップを務めるDICE LAが開発を担当する、『バトルフィールド』シリーズファンへのラブレターとなるようなマルチプレイ体験であると案内されている。長年のファンならば懐かしさを覚えるだろう、とも。詳細は、米国時間7月22日に開催予定のオンラインイベント「EA Play Live」にて発表するとのこと。

カレイドスコープ・マニフェスト
オービット・ディスカード


「全面戦争」にてプレイできる、ローンチ時に収録予定の7種類のマップの概要も公開された。いずれも世界中の実在地域をモチーフにしており、これまでのシリーズ作では見られなかったスケール感を誇るという。なお、最大64人対戦までとなるPS4/Xbox One版では、壮大なバトル表現を維持するために、マップのサイズやレイアウトの調整がおこなわれるとのこと。

収録マップは、まずは韓国・松島(ソンド)をテーマにした「カレイドスコープ」。高層ビルや人工的な緑化地域が存在する近代的な市街地だ。シンガポール・ブラニ島に位置する「マニフェスト」は、巨大なコンテナヤード。本作においては、アメリカへの物資供給の生命線となるロケーションという設定である。フランス領ギアナ・クールーをモチーフにした「オービット」には、宇宙ロケットの発射場が存在。バトル中には実際に発射がおこなわれる。

船の墓場として知られるインド・アランのマップ「ディスカード」は、現地と同じく海辺の船舶解体場となっている。エジプト・東部砂漠に位置する「リニューアル」は、砂漠地帯と緑豊かな農業テクノロジーセンターが存在し、長大な壁で隔てられている。カタール・ドーハをモチーフにした「アワーグラス」は、砂漠に隣接する近代都市。大規模な砂嵐が発生する。そして最後の「ブレイクアウェイ」は、南極のドロンニング・モード・ランドが舞台。今回発表されたマップの中ではもっとも広く、実に5.9平方kmにもなるとのこと。

リニューアル・アワーグラス
ブレイクアウェイ


今回公開された『Battlefield 2042』の発表トレイラーでは、これらのマップでの大規模戦闘の模様を披露。戦車を含む車両やヘリ、戦闘機などを利用可能であることもうかがえる。本作には多種多様な車両が用意されるとのこと。映像では、氷原地帯を疾走するホバークラフトや、トゥクトゥクのようなユニークな車両も確認できる。

本作の特徴のひとつとして、プレイヤーはいつでも好きな場所に任意の車両を呼び出せることが挙げられる。タブレット端末から要請すると、その車両を空中投下してくれるのだ。特にコストはなく、いつでも呼び出せるという。ただ、上限は設けられているとのこと。多くの車両は複数人での乗車に対応しており、座席位置によって対空攻撃や索敵などの役割が決まってくる。車両を使ったチーム内での連携を促す仕様だといえそうだ。

映像ではそのほか、『バトルフィールド』シリーズらしい環境破壊要素や、4足歩行ロボットの存在、ウイングスーツを使った滑空要素などもみられる。そして最後には、巨大竜巻が登場。周囲のプレイヤーが次々に空に吸い上げられていき、直撃した建物は崩れ落ちている。この巨大竜巻はひとたび発生すると、さまざまな経路でマップ内を移動していくという。多数のプレイヤーがひしめく戦場に、予測不可能な変化をもたらす存在になるだろう。


本作は運営型タイトルとして展開し、ローンチ後最初の1年間には4つのシーズンを配信予定。各シーズンに応じた有料プレミアムバトルパスと、無料バトルパスが用意される。そして、シーズンごとに新たなスペシャリストやマップ、その他コンテンツを追加していく計画だ。なお追加マップについては、すべてのプレイヤーに無料で提供される。また、本作はマルチプレイ専用タイトルではあるが、それぞれのシーズンにおいて、本作が描く世界に関するナラティブ要素を伝えていくとのこと。

『Battlefield 2042』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Origin)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、10月22日発売予定だ。予約購入者は、今後実施されるオープンベータテストへの早期のアクセスが可能である。

本作の今後の予定としては、日本時間6月14日2時に開催予定のマイクロソフトのイベント「Xbox & Bethesda Games Showcase」にて、本作のゲームプレイが初公開される。そして、米国時間7月22日に開催予定の「EA Play Live」では、DICE LAが開発する未発表のマルチプレイ体験が披露され、その後ハザードゾーンの詳細も明らかになる予定だ。

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