オープンワールドサバイバル『Rust』敵や味方をタグ付けできるアップデート配信。拠点襲撃の際自宅のアラームを鳴らすことも可能に

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Facepunch Studioは6月4日、オープンワールドサバイバルゲーム『Rust』へアップデートを配信した。ほかのプレイヤーのタグ付けが可能になり、動物のモデルがよりリアルなものへと更新されている。公式アプリRust+とIFTTTの連携も可能になった。 
 

 
Facepunch Studiosは『Rust』へ、「Contact System」を追加した。本機能は、これまでに出会ったプレイヤーを追跡するシステムだ。タブキーでインベントリ―を開くと、画面の上にCONTACTSというパネルが表示されているはずだ。このパネルからほかのプレイヤーを、「friendly(友好的)」や「enemy(敵対的)」としてタグ付けする操作が可能となっている。さらに出会ったプレイヤーについて、自分でメモを書いて記録しておくことも可能だ。 

マップのなかでほかのプレイヤーに遭遇して数秒間近くにいると、自動的にプレイヤーが「seen(見かけた)」として登録される。また自身をキルしたすべてのプレイヤーは、自動的にエネミーリストに追加されるという。 

さらに双眼鏡でほかのプレイヤーを見ると、頭上に光点が表示される。敵対的なら赤色、友好的なら青色、見たことがあるなら白色で表示されるのだ。またネームタグシステムも改良された。ウェーブジェスチャーで手を振ると、遠くから見ているプレイヤーが自分のネームタグをみることができる。友好的なプレイヤーをキルしたり、逆に友好的なはずのプレイヤーにキルされたりするのを回避できるはずだ。「Contact System」はサーバーごとに無効化もできる。 
 

 
AIもリワークが行われ、NPCや野生動物の振る舞いが変化する。複数のロケーションにいた異なるAIは、単一の新しいAIに置き換えられるとのこと。AIを統合することで、最新の状態に保つことができるようだ。 

野生動物のモデルも一新され、よりリアルな見た目になっている。長い毛を再現する毛皮用のシェーダーも更新されたという。それでもパフォーマンスには大きな影響はないだろうとのこと。モデルと同時に、リグやスキニング、アニメーションも更新。余計なボーンが取り除かれた。将来的により高度なAIが実装されたら、動物の振る舞いもさらに改善されていくとのことだ。 
 

 
またRust+とIFTTTが連携できるようになった。Rust+は『Rust』公式のスマートフォン向けアプリ。拠点が襲撃されたときに、スマートフォンへアラートを送ったりできる。そしてIFTTTは、異なるWebサービスやスマートデバイスを連携できるアプリだ。TwitterのいいねをEvernoteに保存したりなど、いろいろな活用法がある。 

Rust+とIFTTTを連携させることで、襲撃にいち早く気が付くことができるはず。たとえば寝ているときにゲーム内の拠点が襲撃された場合、スマートフォンだけでなく、寝室のスマートデバイスに接続された照明をオンにして、アラームを鳴らすことができる。ぐっすり眠っていても、無理やり起こしてくれるわけだ。ほかのプレイヤーにキルされたら、報復を依頼する投稿をTwitterに自動で投稿するといった使い方もあるようだ。 
 

 
またワイヤに色を割り当てることができるようになった。Redditのユーザーの意見を取り入れたアップデートだ。ワイヤ/ホースツールを持ち、リロードを押すと色の選択ができるはずだ。またDemo Shot Systemが実装された。いわゆるリプレイモードやシアターモードのようで、記録したゲームプレイを好きな角度から撮影しつつ再生できる。『Rust』を使用した映像制作に活用できるはずだ。詳細なパッチノートはこちらから確認していただきたい。 

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