『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』は昨晩公開された要素こそが重要だった。見落としそうなぷち情報まとめ


任天堂は1月13日、『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』の新映像を公開。謎に包まれていた「フューリーワールド」を含めた、さまざまな情報を発表した。『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』については、1月12日にも短めのトレイラーが披露され話題を呼んだが、どちらかというと注目度が低かった1月13日の情報公開に重要な要素が多く含まれていた。公開された情報の中で、見落としそうなものをざっとまとめよう。おおまかな情報は任天堂公式のトピックスを見ていただくとして、補足として読んでいただければ幸いだ。

「フューリーワールド」はほぼ別ゲーム


今作にて追加される「フューリーワールド」については、『スーパーマリオ 3Dワールド』とは独立したモードとなるようだ。『スーパーマリオ 3Dワールド』はコース制が採用されており、基本的には見下ろし視点で展開される。一方で、「フューリーワールド」はネコの国全体で展開されるオープンフィールド形式。背中越しの視点も導入されており、『スーパーマリオ オデッセイ』など3Dマリオのようなデザインに近い印象だ。ゲーム構造自体かなり違うと言える。「フューリーワールド」は、『スーパーマリオ 3Dワールド』の素材を流用しつつ新たに作り上げた別ゲームと認識してもよさそうだ。


オンラインは、1台2人プレイに対応

画像はトレイラーからキャプチャしたもの


『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』は、以前よりオンラインマルチプレイに対応されることが発表されていた。『スーパーマリオ 3Dワールド』は4人での協力/競争プレイが楽しい作品であるだけに嬉しい追加である。そして昨晩公開された映像では、オンラインでのフレンドとのプレイにてNintendo Switch 1台につき2人まで参加できることが明かされている。つまりAの家で2人、Bの家で2人といった構成の4人マルチプレイができるということ。より多彩な遊び方に対応する。また、ローカル通信でも1台2人参加の4人マルチプレイが可能なようだ。

ただし、オンラインマルチプレイができると発表されているのは「スーパーマリオ 3Dワールド」モードのみ。「フューリーワールド」はJoy-ConのおすそわけにてクッパJrを使ってのローカル2人協力プレイに対応すると発表されている。こちらは、現時点ではオンラインマルチには対応しないということだろう。なお「フューリーワールド」で連れ添うクッパJr.のおたすけについては、どのくらい助けてくれるかプレイヤー側で設定できるとのこと。


必要容量は前作の1.7倍


『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』はニンテンドーeショップにて予約販売が開始された。あわせて、ファイルサイズについても明らかになっている。必要な容量は2.9GB。前作のダウンロードにおいて必要な容量は1.7GBであったことから、1.7倍近くファイルが大きくなっている計算だ。参考としては、『スーパーマリオ オデッセイ』の必要容量は5.6GBである。


パッケージでルイージが消される

『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』では、仮のパッケージデザインが公開されていた。今回「フューリーワールド」の情報が披露されたことで、本パッケージが公になった。どうやら「フューリーワールド」のデザインのためにルイージが犠牲となったようだ。もともとTwitterユーザーのNintendeal氏が海外版パッケージにおいてルイージが消えたことを指摘していた。国内ユーザーのnaruki氏もまた、日本版のパッケージデザインにてルイージは消えたと報告している。消されたのはネコの姿のみ。左上にツナギを着た姿が残されているものの、ルイージらしい気の毒な事例と言える。

以上が、昨日発表された小さな情報のまとめとなる。冒頭に述べたように、大まかな情報は任天堂公式のトピックスや公式ホームページにて網羅できる。そちらを改めて見つつ、購入を検討するといいだろう。『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』は、Nintendo Switch向けに2月12日発売予定だ。