『LoL』の世界観を描くRPG『Ruined King:A League of Legends Story』2021年初頭リリースへ。イラオイなど、6人のチャンピオンが黒き霧の秘密を解き明かす


ライアットゲームズは10月31日、『Ruined King:A League of Legends Story(以下、ルインドキング)』を2021年初頭にリリースすると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo SWitch/PC(Steam/Epic Gamesストア)。2021年初頭には、すでに展開されているプラットフォーム向けにリリースされ、その後にPlayStation 5/Xbox Series X|S版がリリース予定。PlayStation 4/Xbox One版のプレイヤーは、PlayStation 5/Xbox Series X|S版のリリース時に無料でアップグレードが受けられる。

『ルインドキング』は、『リーグ・オブ・レジェンド』の世界”ルーンテラ”をベースにしたシングルプレイ用ターン制RPGである。本作の舞台は、海賊・密輸業者・怪物ハンターなど、ならず者達が集う港町ビルジウォーター。主人公のイラオイとミス・フォーチュンに加えて、ヤスオ/アーリ/ブラウム/パイクの合計6人がプレイアブルキャラクターとして登場。

6人のチャンピオンたちは、最悪の港町ビルジウォーターを探索し、呪われし島シャドウアイルへ向かい、触れたものを破滅させる黒き霧の秘密を解き明かす。システム面では、レーン戦略システムなる『リーグ・オブ・レジェンド』らしい要素も搭載されているようだ。昨年公開された動画では、『リーグ・オブ・レジェンド』で見覚えのあるランタンや、「ルーンテラを覆い尽くす悪夢、恐怖、苦痛、そして破滅。甦れ、滅びの王よ。」と何者かの復活を示唆する演出が映されていたが、どのようなストーリーが展開されるのだろうか。


本作は、Riot Games内のパブリッシングレーベルRiot Forgeからリリースされるデビュータイトルだ。Riot Forgeは、サービス運営型ではなく完結型ゲームを提供し、『リーグ・オブ・レジェンド』の世界を新たなプレイヤーとプラットフォームへ届けることを使命に活動するパブリッシャー。

開発は、これまでに『Darksiders Genesis』『Battle Chasers: Nightwar』を手がけたアメリカ・テキサス州の開発会社Airship Syndicateが担当。Airship SyndicateCEOであるJoe Madureira氏は、プレスリリース内で、『ルインドキング』に登場するチャンピオンがお気に入りのメンバーも同社の中にはおり、「ルーンテラのキャラクターやクリーチャー、環境にどのように命を吹き込んだのか、プレイヤーに見ていただくのが楽しみ」とコメントしている。また、Riot Forgeのタイトルとしては、エコーが主役のアクションゲーム『CONV/RGENCE: A League of Legends Story』も、2019年に発表されている。


ルインドキング』は、2021年初頭にPCおよびコンソール機へ向けて発売予定。なお、本作の続報は12月に発表予定だ。