『Call of Duty: Black Ops Cold War』正式発表、11月13日発売へ。「Black Ops」シリーズ1作目の続編として、1980年初頭の冷戦時代を描く

 

パブリッシャーのActivisionは8月27日、『Call of Duty: Black Ops Cold War』を正式発表した。PC/PlayStation 4/Xbox One向けに11月13日に発売する。またPlayStation 5/Xbox Series X版も、両コンソールのローンチに合わせて発売予定だ。


『Call of Duty: Black Ops Cold War』は、「Black Ops」シリーズを手がけてきたTreyarch StudiosとRaven Softwareが共同開発。High Moon Studios、Beenox、Activision Shanghai、Sledgehammer GamesといったActivision傘下スタジオも携わる。Raven Softwareは主にキャンペーンモードを担当しており、同シリーズ1作目の『Call of Duty: Black Ops』の正式な続編として、1980年初頭の冷戦時代を描く。

シングルプレイヤーキャンペーンでは、フランク・ウッズ、アレックス・メイソン、ジェイソン・ハドソンといったシリーズお馴染みのキャラクターたちが登場し、さらに歴史上の人物も出演するという。今回公開されたトレイラーでは、ロナルド・レーガン米国大統領の姿が確認できる。そして、プレイヤーは新たに結成されたCIAの精鋭工作員チームの一員となり、謎に包まれた人物「ペルセウス」を追跡。その人物は、世界の勢力の均衡を崩し歴史を変えようと画策しており、プレイヤーは策略を阻止するため新たな仲間も迎え、また過去からの脅威にも直面しながら、陰謀渦巻く世界にて闇の核心へと迫っていく。


キャンペーンモードでは、東ベルリンやベトナム、トルコ、ソビエト連邦のKGB本部など、世界中のロケーションを巡ることとなる。また本作では、冷戦時代の武器や装備が多数登場。キャンペーンモードだけでなく、Treyarch Studiosが開発するマルチプレイヤーやゾンビモードでも利用可能とのこと。どちらのモードも新たな体験となることが強調されており、マルチプレイヤーの詳細については米国時間9月9日に発表予定となっている。

本作は、バトルロイヤルゲーム『Call of Duty: Warzone』とも連携。進捗状況を同期し、バトルパスシステムを通じて獲得した武器やカスタマイズアイテムなどを共有できる。また、これまでに『Call of Duty: Modern Warfare』を通じて入手したオペレーターや設計図などのコンテンツについても引き続き利用可能とのこと。ローンチ以降には、マルチプレイマップやゲームモードなど、多数のコンテンツを無料配信する計画だそうだ。そのほかクロスプレイにも対応予定。次世代コンソールを含め、すべてのプラットフォームのプレイヤーが一緒にオンラインプレイを楽しめる。『Call of Duty: Warzone』との連携要素を含むオンラインモードの詳細についても後日発表される。


『Call of Duty: Black Ops Cold War』は、PC/PS4/Xbox One向けに11月13日発売予定。PS5/Xbox Series X版も、それぞれのローンチを待ってリリースされる。

各プラットフォームではすでに予約受付が開始しており、通常版のほか、次世代機へのアップグレードが可能な世代互換バンドル、さらにゲーム内アイテムなども収録するアルティメット版が販売中。予約購入すると、オープンベータテストの早期アクセス権のほか、『Call of Duty: Warzone』『Call of Duty: Modern Warfare』で使用できるオペレーター「フランク・ウッズ」と、アサルトライフルの武器設計図がプレゼントされる。オープンベータテストはPS4版先行で実施予定とのことだ。