『フォートナイト』で映画「インセプション」上映会開催。金曜26日21時からはパーティロイヤルに集合

 

Epic Gamesは6月24日、『フォートナイト』のゲームモード「パーティロイヤル」で、クリストファー・ノーラン監督の映画「インセプション」を上映することを発表した。上映開始は6月26日18時から。イベント名は「Movie Night」。上映は一度だけなので、気になった方はフレンドや家族と集まって見に行こう。
【UPDATE 2020/6/26 18:50】
「インセプション」の上映会は日本時間6月26日21時に変更されたようだ。21時になってから再びパーティロイヤルに参加してみよう。

「インセプション」は2010年に公開された、クリストファー・ノーラン監督による夢と現実が混ざり合うSFアクション映画。レオナルド・ディカプリオが主役を務め、渡辺謙、トム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン=レヴィットと豪華な顔ぶれが揃う。彼らは他人の夢の中へもぐりこみ、アイデアを盗むプロの犯罪集団。スペシャリストたちがチームワークを生かして活躍する痛快さや、夢の中のさらに夢へと進んでいく幻想的な映像が特徴的である。

上映は字幕に対応しているとのことなので、おそらくは音声は英語で、オプションから字幕を表示できるはずだ。字幕の設定方法は設定画面から音声を選び、字幕をオンにする。ちなみにイギリスでは同監督の「プレステージ」、インドでは「バットマン ビギンズ」が上映されるなど、地域によって対象作品は異なる。『フォートナイト』で映画を一本分放送するのはこれが初めての試みで、オーストラリアなど、権利関係から上映を行えない国も一部あるようだ。なお、映画の録画や配信をすると著作権法の侵害や、デジタルミレニアム著作権法の違反になるため注意が必要だ。

「オーディオ設定」へ移動、「字幕」横の「オプション」から字幕を変更
オンオフ切り替え、サイズや色の変更もできる

『フォートナイト』では5月22日にも、クリストファー・ノーラン監督の最新作「TENET テネット」の予告編が披露され、そのあとにTwitterとYouTubeへ同じ予告編が公開された経緯がある。これはEpic GamesのクリエイティブディレクターDonald Mustard氏によれば、ノーラン監督との電話中に生まれたアイデアだという(関連記事)。3億5000万人以上が登録するゲームで予告編が流れれば、広告効果にも期待できるのだろう。また「TENET テネット」は新型コロナウイルスの影響を受け、7月17日から7月31日へ海外公開が延期されていた。そのかわりに米国では、7月17日より「インセプション」が再上映(Deadline)。そうした流れもあって、『フォートナイト』での上映が決まったのかもしれない。

パーティロイヤルは『フォートナイト』バトルロイヤルの戦闘がないモード。パーティロイヤルの島には、アスレチック施設やライブステージがあり、戦闘以外の娯楽へ焦点を当てている。5月に導入されてまもなく人気アーティストを招いた音楽ライブや、さきほどの「TENET」予告編の先行上映などが開催されてきた。映画が上映されるシアターの名前はビッグ・スクリーン。島の西側にあり、文字通り巨大な画面で上映会が開催される。映画館というよりは野外のドライブイン・シアターのような雰囲気に近い。6月26日18時からはフレンドや家族とビッグ・スクリーンへ集合しよう。

また26日午前10時からはアメリカのDJ、DiploことThomas Wesley氏のライブイベントが、スペシャルゲストにYoung Thug氏、Noah Cyrus氏を招いて開催される。再放送は6月30日午前1時から。こちらは前回Steve Aoki氏らを招いて行われた「パーティロイヤルプレミアムライブ」のような形式で開催されるのだろう。