廃駅改装シム『Train Station Renovation』Steamにて早期アクセス販売開始。ゴミ駅舎を清掃・リノベして再建させる

パブリッシャーのPlayWayは4月30日、廃駅改装シミュレーションゲーム『Train Station Renovation』の早期アクセス販売をSteamにて開始した。『Train Station Renovation』では、田舎から都会までさまざまな鉄道駅が登場する。

パブリッシャーのPlayWayは4月30日、廃駅改装シミュレーションゲーム『Train Station Renovation』の早期アクセス販売をSteamにて開始した。価格は1520円で、5月8日までは15パーセントオフの1292円で購入可能だ。ゲーム内は、不自然な翻訳も散見されるが日本語表示に対応している。

『Train Station Renovation』では、田舎から都会まで大小さまざまな10種類の鉄道駅が登場。いずれも営業をやめ放棄された廃駅となっており、プレイヤーはリノベーション会社の社員として駅の再建をおこなう。

駅は、ゴミで溢れていたり落書きなどのひどい汚れがあったり、またかつての備品がボロボロの状態で残されているなど廃墟のような状態だ。駅を再建するにあたっては、まずはそうした汚れを取り除くことから始める。地道にゴミを拾っては回収コンテナに捨てたり、床をほうきで掃いたり、あるいは壁の落書きをスポンジで落としたり、ペンキで塗り直したり。また壊れたベンチなど使えない備品はバールでバラし、錆びついたレールもヤスリで磨かなければならない。駅によっては、再利用を前提に放棄された列車を清掃・整備することも求められる。

そうした各種作業に必要なツールが多数用意されているため、目的に応じて使い分けることになる。間違ったツールを使おうとすると、正しいものを指摘してくれるため迷うことはない。ゲームを進める中では新たなツールを入手したり、スキルのアップグレード要素もあり、同じ作業でもより早く効率的にこなせるようになっていく。

ひととおり駅を綺麗にしたら、次は新たな駅としての環境を整えていく。プレイヤーはタブレットを所有しており、これを使うとショップにアクセス可能。プラットフォームや待合エリアに置くベンチやゴミ箱、観葉植物などや、トイレの便器や洗面台、あるいは券売機や時刻表掲示板、キオスク、時計など、さまざまな備品が販売されている。お金は、指定されるミッションを達成したり、ゴミを正しく分別して捨てることで稼ぐことができる。購入した備品は自由に配置できるため、自分だけの駅をデザインすることが可能だ。

各駅には一定の目標が示されており、改装を進めていくとその達成度が上昇。そして、目標を半分まで達成すると次の駅のリノベーションへと進むことができる。カジュアルに楽しみたいプレイヤーも本作を十分に楽しめるよう、こうした仕組みを導入したという。もちろん、達成度100%を目指したり、さらに時間をかけて凝った駅に仕上げていくのも良いだろう。

早期アクセス開始時点では、チュートリアルに加え10種類の駅すべてがプレイ可能な状態となっており、今後開発を進める中で、新たなミッションやアイテム、ラジオ機能などを追加していくとのこと。正式リリースまでは最大で1年ほどを予定している。

『Train Station Renovation』は、Steamにて早期アクセス販売中。序盤をプレイできる体験版も配信されているため、興味がある方はまずこちらを試してみると良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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