SF街づくり防衛シム『Industries of Titan』4月14日早期アクセス配信開始へ、日本語対応。荒廃した星を開発し、トップの工業都市を目指す


『クリプト・オブ・ネクロダンサー』などを手がけたカナダの開発スタジオBrace Yourself Gamesは、SF街づくり・戦略シミュレーション『Industries of Titan』を、Epic Gamesストアにて4月14日に早期アクセス配信開始すると発表した。日本語に対応予定だ。

『Industries of Titan』は、土星の衛星タイタンを舞台に工業都市を発展させていく街づくりシミュレーションゲーム。衛星タイタンはグレイトハウスと呼ばれるいくつかのエリアからなり、プレイヤーはその中のひとつを開発することとなる。荒廃した土地で資源を集め、人材を育て、建物やさまざまな装置を建設して街を大きくしていく。

都市を発展させていく中で他のグレイトハウスから襲撃されることもあり、これを撃退するための戦艦や要塞などの建設、そして戦艦同士のバトル要素も含まれるという。工業都市を発展させ、敵対する他のグレイトハウスとの競争に打ち勝つことが、本作の目的となる。

スタート時点では、廃墟が連なる土地が広がっている。過去に文化の営みがあったことを思わせる無数の残骸には、さまざまな遺物が残されているようだ。廃墟を調べ、資源を集め、建物や装置の材料として蓄えていくことが、街づくりのベースとなる。

まずはひとつひとつの廃墟を調査し、中に何があるのか確認することが重要だという。廃墟に残された遺物の内容は、鉱物などの資源、貿易などに使用できるアーティファクト、廃棄物など。プレイヤーが持てるアイテム数は限られているため、廃棄物が多い廃墟はアイテム回収せず破壊し、更地を活用するのが得策なようだ。

街に施設を建てるだけでなく、基地や工場などの施設内でも建設をすることが可能。電源の確保や労働者の居住スペースの設営、保持できるアイテム数の上限を増やす倉庫の建設などを、限られたスペースの中で行う。余剰スペースをなるべく出さないよう、計画的に建設していくことが重要となりそうだ。

ゲームが進み、都市が発展してくると戦艦や要塞のようなものを作ることができるという。これらを使って、他のグレイトハウスからの襲撃に備え、守りを固めていく。バトルを紹介するトレイラーでは、戦闘に備えて街の建物が一斉に地下へ格納されていく様子や、迫力ある戦闘シーンが見受けられる。

本作の音楽は、『クリプト・オブ・ネクロダンサー』などで高評価を得たコンポーザーDanny Baranowsky氏によるもの。発売に先立って、Spotifyなどで本作の楽曲がいくつか公開されている。

『Industries of Titan』は4月14日、Epic Gamesストアにて早期アクセス開始。日本語対応予定。なお、後にSteam版も販売を予定しているが、発売時期は未定だ。